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2019年06月28日

不倫の怨念の果てに…SNSを使って復讐を

皆さんも日常的に使われるSNS。大衆化されたSNSに対するネットリテラシーの低さが問題になっています。
特に、「身内しか見ていない」と勝手に思い込んでいる心理が問題で、知られたくない人にまで知られてしまうという危機感の薄い人が多くいます。

みなさんがあげている写真には多くの情報がのっています。よくあるのが自宅からの写真や通勤の情報により、住所の特定をされてしまう事です。
この情報をもとに、具体的な家のありかを調べることができます。一見、探偵のように思える行動ですが、一般人でもよくやっている手法であり、ネットストーカーとも言われます。

最近多くなったSNS関連でのトラブルについて書いていきます。

不倫相手の家をSNSで突き止める!!

Aさんは旦那に不倫されており、その不倫相手のことをひどく憎むようになりました。
しかし、手元にあるのは、旦那のスマホの写真から入手した顔写真と電話でのアドレスにあった名前。
旦那との話し合いの際にも顔をみせなかった不倫相手に何としてでも復讐したかったそうです。

そして、SNS上のアカウントを突き止め、その自宅まで分かった彼女は、その自宅に嫌がらせをする決意をしました。
不倫相手の自宅の前に生ごみを散乱させたり、復讐心をしたためた手紙を送ったりと様々なことをしていました。

不倫相手は、雲隠れしたAさんの行方を知りたいと思いました。てっきり実家にでも帰っているのだろうと思っていたのですが、実家にも帰っていない。
旦那さんにも確認したところ、「本当に居場所がわからない。1か月ほど家を空けるとしか聞いていない。」と言われました。
不倫相手(自分)の家の前を待ち伏せし、嫌がらせするAさんを待ちました。
そしてAさんは不倫相手の自宅に現れ、今回は手紙をポストに投函しました。そのあとを追うと、不倫相手の真向かいの部屋を借りていたのです。
AさんはSNSから住所を特定し、その自宅の真向かいの部屋を借りて嫌がらせ行為をしていたのです。
不倫相手は直接Aさんと話し合い、旦那との接触を一切しないという約束をしました。

ドラマのような話ですが、このようにSNSでの投稿がきっかけの特定はよくあります。
他の人が自宅を知ってしまうような情報を含んでいることの危険性を考えてほしいと思います。
SNSを発信する人に関わらず、ネットに情報を挙げる行為がどういうことを引き起こしてしまうのかをしっかり考えてください。
みなさんにも、その危険性をはらんでいるのですから。

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