政府高官の問題発言を受けて、いろいろな育児や出産に関しての不満が表面化してきています。
「保育園落ちた」という言葉のように、出産したわが子を充分に育てたいと思っていてもなかなか育てられないという意見が後を絶ちません。
出産に関しては特にデリケートな問題となっています。そんな問題に際して、結婚が高齢になってきているのも問題だと言えます。
高齢になればなるほど、出産がリスクになってきます。もしものことを考えると、なかなか踏み切れないという思いもあります。
そんな中、幸せから絶望に落ちる不倫の原因があったのです。
Aさんは、18個下の男性Bさんと結婚しました。Aさんは、もう高齢でリスクが高いことからも、妊娠できないということはBさんは話をしており、
そのことを承知の上でBさんはプロポーズしました。Aさんは、そんなBさんと幸せに暮らしていました。あの時までは…。
結婚して約2年幸せに暮らしていたAさんですが、ある時からBさんの仕事で出張が多くなり、その頻度が一週間に一日、二日、多い時には三日にわたっての出張が多くなりました。
とても忙しそうにしている彼の姿を見ているとなかなか怪しいとは言えず、どんどんAさんの疑念ばかりが大きくなっていきました。
そんなある日、Bさんが急に神妙な面持ちで「すこし話がしたい」と言いました。なんだかとても嫌な予感がしたAさんでしたが、その会話に応じました。
そこで聞かされたのは、不倫していたこと、そしてその不倫相手に子供ができたから別れてほしいということでした。
内容が内容なだけにAさんは混乱しました。
Bさん曰く、「自分の子供がどうしてもほしくなってしまった。すまないが別れてほしい。」ということでした。
Aさんは、憤りました。「どうして?あの時の言葉は嘘だったの?」と言いましたが、Bさんは「すまない」と謝るだけ。
不倫していて、その上子供までいるということにとてもショックを受けました。
そして、そのあとは多額の慰謝料をもらいましたが、Aさんの心にはぽっかりと穴が開いてしまいました。
「こんなことになるなら、好きにならなければよかった。」と自分を悔やむ毎日を送っています。
このように、出産することが大きなリスクとなっていることを伝えていても悲劇が起こってしまうのです。
Bさんのように若いと、そのときはその人のことが一番でも、自分の子供が欲しくなるという気持ちの変化は起きるのです。
そのようなことにならないように、結婚時には相手の内面も含めて、きちんと話をしておく事が重要です。