今年に入ってから25年もの夫婦生活に終止符を打つと発表したのが、Amazonの創業者であり、現CEOのジェフ・ベゾスです。Amazonの現在の隆盛は言わずもがな、世界中の人間が知っている事であり、その創業者であるジェフ・ベゾスの資産は十数兆円とも言われています。個人資産で1000億ドル(日本円で約11兆円)を超えたのは史上初でした。そんなジェフ・ベゾスがtwitterで離婚を発表してから、下衆な勘繰りとも言えますが、その慰謝料がいくらになるのかにも注目が集まっていました。
ことの発端は今年2019年の1月9日にTwitter上で離婚を発表したのですが、その前後でローレン・サンチェスという女性でダブル不倫をしていたとタブロイド紙が報じた事で一気に話が加速をしていきました。というのも、元々ジェフ・ベゾスという人物自体があまり派手な噂や女性の話がそれほど出ている事はなかった為、大きな衝撃が会った事は間違いありません。これが流出した経緯には政治的な思惑や動きがいろいろ問題があった様ですが、その事は今回は触れませんが、金額が不倫の慰謝料が7兆円とも言われています。
ジェフ・ベゾスの個人資産は日本円にして約14兆~15兆円とも言われています。彼らが住んでいたワシントン州では夫婦共有財産制をとっており、婚姻後に作られた資産については離婚時に2人で分けあうといった形になるのです。その為、結婚当初はまだAmazonを創業していなかったジェフ・ベゾスは婚姻生活と共にAmazonを築き上げてきたとも言えます。しかも彼の資産の大半はAmazon社の株式になりますから、離婚をする際に7兆円もの現金ないしはそれに準ずる資産を用意するとなると、Amazonの株式を手放すしかなくなります。つまり創業者のジェフ・ベゾスがAmazonの株式を手放す事で会社への影響力の低下が懸念されます。
現在、Amazonは世界経済の中でも大きな影響力を持つ会社であり、その経営の根幹が揺るぐ事が心配されています。
言い方が悪いですが、たかが不倫・されど不倫で世界を巻き込んだ大掛かりな話になるとは、資産を多く持つビリオネアは本当に大変です。
もしジェフ・ベゾスが7兆円もの慰謝料を払った場合は、その元奥様は世界でも指折りの資産家に慰謝料のみでなるという、何とも夢のような、悪夢の様な話なのです。