昨今、日本国内では不倫については、著名人はもちろんですが一般の人でも大きなバッシングを受けたり、白い目で見られたりとする事も多くなっています。
欧米諸外国でももちろん公的なポジションについている人には、バッシングも集まりますが、どちらかというとスキャンダルを一つのショーの様に眺めている印象ですが、
日本の場合だと、その不倫という行為をした人をつるし上げて、人間性はもちろん今までの実績や周りの人間まで貶める様な印象があります。
こういった背景にはいったい何があるのか、少し推察していきましょう。
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日本のメディアを事実を伝える事よりも、テレビ局は視聴率を取ることが最優先で、雑誌や新聞は販売部数を伸ばす事だけを考えています。
その為、国民や民衆に迎合しており、本来のマスメディアが果たすべき事が出来ていないとう印象を受けます。
この不倫についても、マスメディアが過剰に書きたてたり、報道を加熱させる事でミスリードをして騒ぎを大きくしているという事も原因の一つです。
マスコミの本来果たすべき役割を今、見直すべきであり、権力に忖度したり阿っている様では本質は見えてこないでしょう。
インスタグラムやTwitterが広く社会で使われるようになった事で、今まではぼんやりとしていた部分がより鮮明に見える様になってしまっています。
芸能人やスポーツ選手が外で食事をしていたり、ましてやデートなどしていようものなら、驚くような速さでそれは広まっていきますし、
そういったSNSの場合は匿名で情報を外に向けて、発信していく事が出来る様になります。
それはつまり自分で明確な善悪の判断ができない人はそのリテラシーによって、大きなダメージを受ける事になります。
バカッターと呼ばれる言葉に代表される様に、若いリテラシーのない人が自分の行動を外へ発信していますが、それは逆をいえば匿名で人を批判する事も可能になります。
もちろんこれだけではありませんが、文化的な背景、歴史的な背景もありますが、それについてはまた今度触れますが、
不倫をする事で社会的に抹殺されるような状況である事は、決して好ましいものではありませんし、失敗をしてしまった人に対しても寛容である社会を作る事を考えると、
現在の激しすぎる不倫バッシングには首を傾げざるを得ません。