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2018年12月13日

不倫の慰謝料の相場

慰謝料はよく聞く言葉だと思いますし、日本でもずいぶん浸透をしている印象です。
こと離婚に限らなくても慰謝料というのは発生しますが、今日は不倫をして離婚をした場合の慰謝料の相場について少しお話をしていこうと思います。

そもそも慰謝料というのは、一体どういったものなのかをまず理解しておく必要があるでしょう。
慰謝料については「精神的な苦痛に対して支払われる対価」となります。その為、個人の状況や思いによっても金額は変わってくる事になります。

その為に慰謝料についてはある程度一般的な相場観というものが存在しています。
裁判をするのは時間もお金もかかるから面倒くさいという人や裁判は社会的立場を考えるとちょっと…と言う方もいるので、今日はその相場について話をしていきます。

まず不倫をして全てが同じ金額になる訳ではありません。不倫の長さや結婚歴の長さなども考慮されますが、
今日は3つのパターンに分けて、説明をします。

パターン1:夫婦関係を継続する場合

これは不倫をした上で夫婦として、今まで通りの関係を続けていく事になりますので、慰謝料の金額としては一番低くなります。
おおよその金額では「50万円~100万円」に落ち着くケースが多くなります。また一方から払われたお金であっても家計という観点から考えると、
収入があったというよりは、口座を移動したに過ぎません。ただ不倫をされた側の心を納得させる意味合いでのお金という事になるのかもしれません。

パターン2:別居をする場合

相手に不倫をされた事ですぐに離婚とはならなくても、一度距離を置いて考えたい、子供がいる場合はそれも含めて検討をしたいというのもあります。
その場合は離婚ではなく、別居という事になります。その場合は夫婦関係を継続するケースよりも金額的には多くなり、
相場的には「100万円~200万円」になる事が多いです。これには当座の生活費や新生活をスタートする為のお金としての意味合いもあります。
また夫婦間の話し合いの状況によっては、正式に離婚が決定した後に追加で慰謝料が発生するケースもあります。

パターン3・離婚をする場合

不倫をした上で最悪のケースがこの離婚をする事です。この場合だと金額も非常に高額になります。相場でいえば「200万円~300万円」程度になるでしょう。
不倫の期間、婚姻期間、不倫の主導者でのあったのかどうか、不倫相手との間の子供の有無や不倫した側やされた側の生活態度でも、
慰謝料の増減は出てくる事になります。これについては夫婦間でしっかりと話し合いをする必要があります。
どうしても不倫発覚時には感情的になりやすい為、一度頭を冷やして話した上で納得できなければ、弁護士などの第三者を立てて話す事になります。
それでも納得できなければ離婚調停という事になるでしょう。

今回は不倫時の慰謝料について、少し説明をしましたがいかがでしたしょうか?
慰謝料は一概には言えない為、ケースによって千差万別ですが、それも含めてあくまで目安の一つとして理解をして頂ければ幸いです。

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