前回は、略奪婚をしてから今もなお長年夫婦生活を続けている芸能人カップルについて紹介しました。
今回はその反対で、略奪婚後結局また離婚してしまったケースについてお話します。
離婚=不幸ではないですが、略奪してまで結婚したのに、離婚してしまうのはなんだかなと感じます。
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とんねるずの石橋貴明さんと女優の鈴木保奈美さんは1998年に結婚しました。
2人はお互いバツイチ同士の再婚です。
再婚発表の2週間前に石橋さんは前妻と離婚しています。ただその時点で鈴木さんはすでに妊娠しており、
デキちゃった略奪婚でした。
いまはデキちゃった婚ではなく授かり婚という風潮がありますが、このケースはデキちゃった婚の方がしっくりきますね。
念のためフォローさせていただくと、石橋さんと当時の奥さんは別居状態で離婚宣言もしていたので、すでに夫婦関係は破綻していたようですが。
2人のあいだには子どもが3人生まれ、家族の仲睦まじい姿が週刊誌に載っていましたが、
2021年に23年間の夫婦生活にピリオドを打ちました。
なお離婚後も石橋さんは事務所社長、結婚後芸能活動を封印していた鈴木さんは、その事務所の所属俳優として活動を続けるそうです。
ですので、完全に仲違いしたわけではなく、子育てがひと段落したから、それぞれ自由に活動したいということなのでしょう。
25歳の年の差カップルとして世間を大いに賑わせた市村さんと篠原さん夫婦。
結婚してから15年が経った2021年7月に離婚しました。
2人は2001年に舞台『ハムレット』で共演し、そこから恋愛に発展したそうです。
市村さんは当時劇団四季の団員だった八重沢真美さんと結婚していたものの、すでに夫婦関係は冷え切っていたと言われています。
その後市村さんは2003年に八重沢さんと離婚し、2005年に篠原さんと再婚しました。
再婚後は2人の子宝にも恵まれ家庭円満とされていましたが、コロナ感染の予防、多忙な役者生活から別居がはじまり、
そのまま離婚となっています。
一部では篠原さんの夜遊びなど自由奔放な生活や、韓国アイドルとの不倫疑惑が原因ともいわれているようです。
しかし互いに慰謝料の支払いはなく、円満離婚に近いかたちなのではないでしょうか。
今回あげた2つのケースは比較的長続きしていますが、略奪婚から離婚にいたらず長く続く夫婦もいれば、
数年で離婚してしまう夫婦のどちらもいます。
略奪婚は悪というイメージがありますが、見方を変えれば今の夫もしくは妻と別れてまで結婚するくらいですから、
その愛は本物といえるかもしれません。
ただやはり捨てられる側の気持ちを思うと、不倫する前に離婚はできなかったのかと考えてしまいますね。