「お父様が外で不倫をして若い女性とお付き合いをしていた」
「お母様が知らない男性を平気で家にあげて肉体関係を持っていた」

そういった大人の汚い部分を子供ながらにして目の当たりにしてくると、人間はどういった成長を遂げるのか。
今日は少し解説をしていきましょう。

もちろん全てが正解とは言えないでしょうが、
それでも子供に与える影響や人生を左右しかねないトラウマを植え付けてしまう事が、
一体どれほどの事なのか、お子様がいる方はよくお考えになってみましょう。

恋愛や結婚への価値観が歪む

実際に当事務所で浮気や不倫をされてしまった方とお話を聞いている中でも、あくまで体感ですが、元々育った家庭環境が不倫や浮気をしていたケースが多い様に感じます。

(1)既婚者しか愛せない

普通の恋愛が出来なくなり、既婚者しか愛せなくなり、一般的な結婚や幸せを自ら断ってしまう人がいます。
それはやはり結婚しても、辛い思いをしたり、不幸になってしまったケースを身近で見ているという事もあるのではないでしょうか。

(2)浮気を繰り返す

これは承認欲求の中で、誰か一人の信頼できるパートナーだけではなく、多くの人に求められたい・認められたいという欲求があり、
それを行動に移してしまうケースです。この場合に考えられるのは、子供時代の家庭内不和により、自分の居場所や存在が認められていなかった事から、
より誰かに必要とされたい、欲してもらいたいという思いが強くなる事が考えられます。

(3)恋愛に対する興味が湧かない

恋をする事や人を愛する事をしても、不毛な結果になると達観した考えになり、意識的に避けるケースがあります。
これは自分の親御さんのそういった不倫や浮気が与えた影響である可能性が高く、子供の人格形成に多大な影響を与えます。

今、記載をした3つの事象が自分自身が原因でお子様に降りかかるとしたら、恐ろしくはないでしょうか？
自分がした事で自分が不幸になったり、辛い思いをするのは仕方がない事ですが、それが原因でカワイイお子様まで不幸になる可能性があるとしたら、
浮気や不倫は今すぐにでも止めるべきではないでしょうか？