今までの不倫関係を解消して、一安心という訳ではないケースもあるのです。男女関係なく、相手への未練、執着からストーカー化する事件が実はかなり多いという事を御存じでしょうか。一般的なイメージでは、男性がストーカー化する事が多い様に感じるかもしれませんが、実はそういった事でもなく、むしろ不倫関係を解消した場合には、女性の方がストーカー化するケースが一般的な恋愛よりも多いと言えるでしょう。その理由と対策について、今日はお話をしていきます。

既婚女性の不倫のリスク

不倫関係を解消後にストーカー化するケースで、一般よりも女性の割合が高くなるのは、どうしても既婚女性の方が不倫のリスクが高いからです。男性にとっては、不倫のハードルは正直言って、それほど高くありません。愛し愛される関係でなければ、風俗店の様な所もあり、ハードルは低めです。そして男性の場合は精神的な意味合いと同時に肉体的な欲求によって、不倫をしてしまう事も少なくありません。

しかし、既婚女性が不倫をするケースだと、リスクは相当に高くなります。お子さんがいる場合ですと、家庭を失う事はもちろん、お子さんにも会えなくなるケースもありますし、場合によっては生活が成り立たない可能性もあるでしょう。リスクが高い故にそれにのめり込み、精神的に依存をしていく構図が成り立ってしまいます。自分がリスクを背負って不倫をしたにも関わらず、不倫相手に簡単に関係を解消されてしまっては、その執着心は想像に余りあるものです。

そういった精神状況も踏まえて、通常の場合よりも既婚女性が不倫に走り、関係解消した場合にストーカー化する可能性が高いと言えるのです。また独身女性の場合は、二パターンで完全に不倫を断ち切り、普通の生活、普通の恋愛に戻っていくパターン。もう一つは執着して、縋って関係を続ける事を願うパターンです。ただ独身女性の場合は、不倫関係を解消すると、我に返った様に不倫をピタリと辞めるケースが多いのも特徴です。

ストーカー化した場合

もし、万が一にも元不倫相手がストーカー化してしまった場合、不倫をばらされたくないからという理由で自分一人で何とかしようとする、これが一番の悪手です。

元不倫相手がストーカー化してしまった場合にすべき事は以下の3つです。
「証拠を確保する」
「警察に相談する」
「弁護士に相談し、対応する」

ストーカー化している状況というのは、まず普通の精神状態でない事がほとんどです。その為、2人で話をしても解決には繋がりにくいでしょう。だからこそ、公的な機関である警察に相談して、対応をしてもらうか、第三者である弁護士を介入させて、しっかりと法律に則って対応をすべきなのです。不倫がバレる事を恐れるあまりに対応が遅くなれば、ドンドン悪い方向に進んでいく事を理解しておくべきでしょう。