言葉の通りではありますが、ゲームやSNSなどといったオンライン上での出会いがきっかけで巻き起こる不倫です。
今のようなご時世も相まって、最近では直接会わなくてもオンライン上での出会いの場がたくさんあります。
今回は、オンライン不倫の現状について深堀していきます。
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最近ではオンライン不倫をする人が増えてきています。
その理由の背景には、新型コロナウイルスが蔓延し、リモートワークが普及したことや、技術発展に伴いオンラインゲームをするユーザーが増加したことにあります。
また、実際の不倫とは違って直接会うリスクはないため、オンライン不倫は行動に起こしやすい傾向にあるというのも大きな理由の一つです。
そのため、不倫にならないからといった軽い気持ちで使用している人もいるでしょう。
実際にゲームをするためでなく、不倫、出会いを目的とした邪な理由でゲームをしているユーザーも中にはいます。
まさに今のご時世ならではの新しい不倫の形とも言えるかもしれませんね。
さて、オンライン不倫は不倫になるのでしょうか。
そもそも不倫というのは概念的なものであり、人によって線引きが変わってきます。
人によっては、直接会っていなくてもオンライン上で親密にしているのが不倫だという人もいるかもしれません。
ですが、法律上では、配偶者以外の人と肉体関係を持つことが不貞行為であるとされています。
そのため、オンライン不倫という事実だけで慰謝料を請求することは難しいと言えそうです。
オンライン不倫がきっかけとなって家庭崩壊、離婚を招いたりするケースや、オンライン上だけで仲良くしているだけではなく、実際は直接会って体の関係を持っていたりといった特別なケースであれば慰謝料を請求できる可能性はあるかもしれません。
一昔前では考えられなかったような、まさに時代の流れとともに生まれた新しい形であると言えます。
オンライン上だけの関係で、実際には会ったことがなかったとしても、自分の気持ちが傾いていればそれは紛れもない不倫であると言えます。
そうなってしまえば家庭崩壊を招いたりする可能性もあるので、オンライン上だからと言って相手と近い関係になり過ぎるのは危険です。
最初は会うつもりがなくても、最終的には直接会いたくなるような関係にまでなってしまうこともあります。
なので、相手との距離感を適切に保つことが大事ですね。