パートナーに不倫や浮気をされてしまった場合に、パートナーの浮気相手や不倫相手と直接話をしよう!
そんなふうに思われる方も多いのではないでしょうか?ただ感情の赴くままに話し合いに出向いて話をしても、良い結果を得られることがないかもしれません。
今日はパートナーの浮気相手との話をする際の注意ポイントを4つ取り上げます。
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自分自身の感情が高まっていると、自宅に呼びつけたり、相手の自宅にいきなり訪問するというケースもありますが、
脅迫や監禁軟禁などと相手に言われて、警察沙汰になることを避けるためにも、衆人環視の環境であることが良いでしょう。
第三者がいるファミレスや喫茶店カフェなどで、話し合いをすることで、感情的にならずに落ち着いた精神状況で、話し合いができるため解決に向けた建設的な話ができます。
相手の許可を得て、ボイスレコーダーやスマホを使って話し合いを録音しておきましょう。
ここで注意すべき点は、相手の許可なく録音したものについては、証拠として認められなくなってしまうため、交渉に不利益が生じます。
そのため必ず相手に許可を取った上で録音をしておきましょう。当然言った言わないの水掛け論になることを防ぐためでもありますし、
後々になって交渉に有効なカードになるケースもあります。
理想は弁護士同席の下で会うのがいいですが、必ずしも弁護士が立ち会うわけではないため、
友人や家族・会社の人でも構いませんので、第三者を立ち会わせておくことが重要です。
何故かというと不倫相手とその被害者である方との話では感情論になりがちで、話が進まないケースが今までの調査の中でもよくありました。
そういった時に話を前に進める意味で、第三者に同席をお願いするのは非常に重要です。
その後夫婦が離婚する/しないにかかわらず、慰謝料請求をする場合においても相手の身分や連絡先住所を把握しておくことが非常に重要です。
また特に女性に見られがちなケースが、自分を責めて不倫相手や浮気相手をかばうケースがあり、その場合ですと一向に相手に対して対応が取れなくなるケースもありますので、
相手の許可の上、身分証のコピーや名刺をもらうなど万全の準備をして対策をとりましょう。
これまで不倫当事者とされてしまった側との話し合いに何度となく参加をしてきましたが、
概ね8割以上は感情的な話し合いとなっていました。ただこれは被害者感情を考えれば、ある種仕方がないことです。
ただ事前の準備・必要なものを、しっかりと頭に入れておき話し合いに臨むのと感情の赴くまま話をするのでは、その後得られる結果が全く違います。
こちらに有利なカードや交渉のキーポイントとなるものをしっかりと抑えて、少しでも有利な条件を自分自身が得られるように取り組むべきではないでしょうか。
アーネット調査事務所では離婚に強い弁護士さんの紹介も含めて、対応をとっておりますので何かありましたらお気軽にご相談下さい。