漫才日本一を決めるコンテスト『M-1グランプリ2022』。
去年まで審査員を務めていたオール巨人さん、上沼恵美子さんに代わって、博多華丸の大吉さん、山田邦子さんが審査員席に名を連ねました。
山田邦子さんは1980年から1990年半ばまで、テレビにCMに引っ張りだこで、女性芸人として頂点に登り詰めたとまで言われていました。
そんな山田邦子さんですが、現在はテレビで見ることは少なく、また漫才芸人としての経験もないことから、
M-1グランプリの審査員には向いていないのじゃないかと、キャスティング発表直後から疑問の声が多数上がっています。
実際に当日のM-1の審査では、各コンビごとに得点のバラつきが大きく、お笑いが本職ではない現役JリーガーにまでSNSで苦言を呈されています。
見出し
今回のM-1の採点がきっかけで、山田邦子さんの芸人としての力量についてだけではなく、過去の不倫スキャンダルにまで話題が広がっています。
山田さんは浅草演芸場の舞台に上がったり、Youtubeもやっていますが、テレビから遠ざかって数十年です。
そのため今の10代20代は山田さん自体知らない人が少なくないと思うので、おそらく不倫スキャンダルがあったことも知らなかったはず。
ですので、今回山田さんの過去の不倫を叩いているのは、それをリアルタイムで見ていた30代以降の人たちでしょう。
山田さんは1995年12月に、テレビ制作会社社長との不倫が報じられました。
その後不倫報道で会見を開いたのですが、質問をした芸能リポーターに「お前モテないだろう」「バカじゃないの」などと、
暴言を繰り返しているシーンがワイドショーでたびたび取り上げられ、大炎上を巻き起こしています。
不倫報道以前から山田さんは週刊誌の記者から執拗に追い回されていたので、リポーターや記者に対するストレスは相当溜まっていたのだと思います。
山田さんは不倫が発覚した翌年も、好きなタレントランキング6位(前年は1位)に選ばれるなど根強い人気でしたが、
報道後テレビ出演は減り続け、1997年には冠番組もなくなりました。
私生活の方では不倫相手の男性と2000年に結婚し、不倫略奪婚を成功させています。
女性芸能人としてはじめて天下を取ったと言われるほどの大活躍だったにもかかわらず、不倫とその対応が理由で一気にどん底にまで落ちてしまった山田さん。
今回M-1の審査員という大役を任され、浮上するチャンスだったのですが、先行きは怪しそうです。