現在は芸能人やインフルエンサーの不倫や浮気のニュースが報じられると、本人は多くの批判を受けます。一昔前であれば、特に男性は不倫をしたとしてもそれを「芸の肥やし」や「不倫は文化」と言われて許されていた時期もありました。しかし現在は芸能人が不倫や浮気をしてしまえば仕事を全て失い、最悪の場合には引退にまで追い込まれることもあります。しかし、このような時代になっても浮気や不倫をしてもあまり話題にならず、場合によってはネタにしてしまうような人がいます。なぜそのような違いがあるのかを解説していきます。
芸能界ではそれぞれがイメージを持って活動しています。人によっては「清楚系」であったり、「チョイ悪」であったりとさまざまなイメージがあります。その中でも、「女性好き」をイメージとして持っている芸能人は不倫が許される傾向があります。逆に「清楚系」を売りにしている場合には多くの批判を受ける傾向があります。日頃から女性との派手な交友関係について語っている人はイメージ通りのプライベートであるためあまり大きな問題にならないようです。
不倫や浮気が行われてから数十年後にニュースで取り上げられた場合には世間から「若かったからしょうがない」といった意見や「今更、何年も前のことを取り上げてもしょうがない」といった意見がある場合があります。内容や発覚後の対応によっては、あまり影響を受けずに仕事に復帰するケースもあります。同じ不倫なのに時間がたっているだけで許されてることに納得がいかない部分もあるかと思いますが、実際には時間の経過というのは人の感情に大きな変化をもたらすことも事実です。
有名人であれば不倫発覚後に記者会見を開くことも珍しくなくなってきました。その時の記者会見の対応や記者への対応によって許容される場合があります。誠心誠意の謝罪やうそをつかずに堂々と発言をする様子、自分の責任でパートナーを傷つけてしまったことを認める対応などによって世間から同情を受ける場合があります。誰しも完璧な人間ではないため、一時の感情に流されてしまって不倫をしてしまうことはあるかもしれませんが、その後の対応が今後に大きく関わってきます。
特に芸能人はイメージがその人の仕事に直結するため、不倫や浮気がご法度の人もいれば許容される場合もあります。世間の目は有名人の不倫や浮気に対して以前よりも厳しくなっていますが、その後の対応によってはすぐに仕事に復帰をすることもあります。不倫や浮気は決して許されるものではありませんが、その人の性格や発覚後の対応によってその後の夫婦の関係や仕事に大きく関わることも事実です。人間は誰しも一度や二度の過ちは犯してしまうものです、その時の対応こそがその人の本来の姿であり今後の在り方を決めるきっかけになるのではないでしょうか。