妻が風俗店で働いていると不倫になるのか？という疑問をもつ人は多いかと思います。最近では生活費の為に仕方なく風俗店で働いているということもあるそうです。しかし、男性側がその事実を知ると大変なショックを受け、離婚問題に発展してしまう可能性もあります。今回は風俗店で働くと、不倫になるのか？離婚事由になるのか？その他慰謝料について、ご紹介していきます。

1.不倫になるケースとならないケース・・・

配偶者が風俗店で働くと不倫になるケースとならないケースがあります。それは「本番」があるかないかで分けられます。不貞行為があると不倫となりますが、そもそも不貞とは、肉体関係があった場合に「不貞」とされます。その為、どんな理由であれ、配偶者がいる状態で肉体関係が持つと不倫とされます。

2.風俗店で働くと離婚事由になる？・・・

肉体関係を持った場合は当然のことながら離婚事由になりますが、肉体関係(不貞)がない風俗店でも離婚事由となるケースはあります。

・サービスの内容
・勤務していた期間
・経済的に苦しい状況が発生していたか

裁判では、上記のような事情を総合的に評価して、「夫婦関係が破綻」したかが判断されることになると思われます。破綻しているとされると、判決によって離婚が認められます。

3.慰謝料は請求できるの？・・・

不貞行為があった場合は、妻へ慰謝料の請求ができます。また、既婚者であるとお客が認知していると、そのお客にも請求が可能になります。しかし不貞行為を行ったという証拠がなければ、慰謝料請求は難しいと考えられます。不貞の証拠を入手するには、妻や店を追及する前の段階である程度の証拠集めをしておく必要がありそうですね。

まとめ

今回は風俗店で働くと不倫になるのか？をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。どんな理由であれ、不貞行為があった場合は離婚事由になり、慰謝料請求ができるということが分かりましたね。しかし、そこへたどり着くまでの証拠集めが大変なため、怪しいと感じた時から弁護士へ相談するのが最善ですね。