本人にとっては軽い出来心であったり、スリルを得るために行う行為として浮気や不倫があります。
しかしながら、浮気や不倫がばれた際の社会的なリスクは、出来心やスリルを得るために行うには大きすぎるものになります。
本当にその浮気や不倫はリスクに釣り合ってるのかを考えてもらうために、今回は浮気が発覚した際に起こる社会的なリスクをご紹介します。

周囲からの信用を失う

１つ目は、周囲からの信用を失うリスクです。浮気や不倫が発覚した際に、パートナーからの信用は勿論地に落ちることは分かりますよね。
それだけではなく、職場の人間や友人、近所の人、相手の両親の信用も失うことになりかねません。
こういった、人の悪い部分の噂は想像以上のスピードで広がります。職場の人間との浮気がばれれば、その会社には居づらくなるでしょう。
また、近所にも広がる可能性もあります。引っ越しを余儀なくされたり、別居して離婚ということもあるでしょう。
さらに、子供が大きければ、浮気した親に対しての信用は無くなり、親子関係も冷めきったものになる可能性があります。

社会的な立場を失う

２つ目は、社会的な立場を失うリスクです。これは女性より男性に多いかもしれません。
１つ目で信用の話をしましたが、職場での信用を失うことに伴って、機会の損失が発生します。
社会的な信用を失えば、間違いなく重要な役割や仕事から外されるでしょう。
昇進は無くなりますし、降格もあります。他にも、地方への左遷や急な転勤もありえます。
社内不倫が発覚したときは、最悪の場合、退職をせざるを得ない状況になることもあります。
この場合、退職金の出ない自己都合の退職であるため、金銭的な損失も大きくなります。

高額な慰謝料の請求

３つ目は、高額な慰謝料の請求をされる可能性があるというリスクです。
勿論、浮気や不倫をした際に、パートナーから慰謝料を請求されることがあるのは知っていますよね。
しかしながら、どれくらい請求されるかはあまり把握していない場合が多いように感じます。
不倫で且つ離婚となると、下は200万円、上は500～600万の慰謝料が請求される場合があります。
浮気であったとしても、100万～200万円ほどは覚悟しておいた方が良いと思います。
2つ目のように、職場環境が悪化して高額な慰謝料まで請求された時には、金銭的にどうしようもなくなります。

親権の喪失

4つ目は、親権の喪失が伴うというリスクです。
離婚時に子供がいる場合、浮気した側は自己管理能力や責任能力が低いとみなされます。
ですから、離婚した際の親権は、よほどどうしようもない経済的な事情がない限り、浮気をされた側に認められる可能性が高くなります。
また、浮気や不倫をした人は、パートナーや子供からの信用も失うため、会うことを拒絶される可能性もあります。
さらに、ただ親権を失うだけではなく、子供の年齢にもよりますが10年程度の養育費の支払いを命じられる可能性もあります。

不倫や浮気の相手が過激な行動に出る

5つ目は、浮気や不倫をした相手が過激な行動に出るリスクです。
これは、浮気や不倫の相手ときっぱり別れて、離婚をしなかった場合の話になります。
相手が取りえる行動には大きく分けて2パターンになります。

①別れた不倫相手につきまとうストーカーになる。
これは、本人はきっぱり別れたつもりでも、不倫相手の側に未練があると起こります。
つきまとい・待ち伏せ・おしかけや無言電話、SNSのしつこいメッセージなど重度のストーカー行為が起こる場合があります。

②配偶者に対しての攻撃的な行動をする。
これは、別れた不倫相手の配偶者に対しての恨みからくるものです。
自分の彼氏や彼女を奪われたと思い込んでの一方的な恨みの他、
離婚しなかった場合の慰謝料は不倫相手に請求されるため、金銭的・社会的に貶められたことへの逆恨み
が原因になります。直接相手に押しかけて暴言や乱闘になったり、定期的に嫌がらせをするようになったりします。

どちらのパターンでも可能性としてあるのが、殺される可能性すらあるという事です。人の恨みは怖いものですね。

まとめ

今回は浮気不倫をした際に起こりえるリスクのご紹介をしました。
見てもらうと分かるように、発覚した際のリスクは非常に大きく、場合によっては命が危うい場合すらありましたね。
軽い気持ちや出来心、スリルを味わうために取った行動に対するリスクとしては、大きすぎることが分かったと思います。
皆さんも心を改めて、浮気や不倫をしない様に心がけて、こういったリスクを背負わないようにしていきましょう。