結論からいいますと、浮気や不倫をしてしまう理由には、先天的な要因と後天的な要因があるのです。
人生の中で、浮気や不倫がダメとわかっていながらやってしまうという人がいますよね。
自分の浮気が、先天的なものなのか、それとも後天的なものなのか、知りたいですよね。
そこで今回は、遺伝から見た浮気の理由をご紹介します。

先天性と後天性

浮気をしてしまう要因には、先天的なものと後天的なもの、どちらが多いのでしょうか。
実際、先天的な要因が前程となっており、後天的な要因が後から追加される形になるのです。
先天的な要因が浮気や不倫に影響する割合は９割ほどになります。
一方、後天的な要因が関わってくる割合は８割ほどになります。
ざっくりな計算になりますが
・どちらの要因も影響を受けているのは72%
・先天的な要因に影響を受けているのは18%
・後天的な要因に影響を受けているのは8%
・どちらの要因でもないのは2%
となります。
先天性の要因の方が、後天性の要因よりも、少しだけ影響が多いということになります。

先天的な要因

先天的な浮気の要因の大部分は、”遺伝子を残し子孫を繁栄させるため” という理由になります。
より良い遺伝子を残すことは、生物としての本能ですよね。
例えばメスライオンは、たてがみがより長く濃いオスライオンを探します。
これはたてがみが強さを表すステータスであり、子孫繁栄のために強い遺伝子を求めるからなのです。
人間にも当てはまります。”顔が良い”、”頭がよい”、”お金を稼ぐ才能がある”といった人は世間一般でモテますよね。
これも、より良い遺伝子をもとめて子孫繁栄させるために、無意識に持っている一種の本能のようなものなのです。

後天的な要因

後天的な浮気の要因で大きいものは、育った環境と人間関係になります。
環境でいうと、
・親からあまり構ってもらえず育った場合、愛情に飢えた人になる。
・選択をしない環境で育った場合、相手からの押しに弱い人になる。
・好きなことをできなかった環境で育った場合、欲求の強い人になる。
といったようにその人の人格が出来上がります。
人間関係の影響で言うと、例えば周りの関係の深い人が何人か浮気をしている場合、浮気に対しての抵抗というのは薄れます。
逆に、浮気によって親が離婚をしたという環境であれば、浮気を許さないという気持ちになるでしょう。
このように、浮気に対して寛容であるかどうか・積極的であるかどうかは、育った環境によって後天的に影響を受ける部分なのです。

ホルモンによる要因

男女で浮気のしやすさにはもちろん差があります。男性の方が女性よりも５倍くらい浮気しやすいのです。
これは遺伝子によるもの以外にもホルモンが影響します。
男性ホルモンと女性ホルモンには、それぞれ最も分泌が多くなる時期があります。
男性ホルモンは思春期から30歳前半、女性ホルモンは20歳半ばと言われています。
見てわかるように男性の方が期間が長いのです。
ホルモンが多くなると、女性は精神的な欲求が増えますが、逆に男性は肉体的な欲求が増えるのです。
そのため、その時期にパートナーよりも良い人を見つけた場合、浮気をしてしまいます。
これが、男性が女性よりも浮気の多い理由になります。

遺伝子とホルモン

気付いた方もいるとは思いますが、ホルモンによる欲求は先天的な要因に近いのです。
ホルモンの分泌量が多いと欲求が増し、子孫繁栄のためにより好みの相手と浮気をします。
遺伝子とホルモンの違いは、遺伝子は生物としての本能、つまり人間であれば持つ遺伝であるという事です。
それに対してホルモンは、親から遺伝されるもので、人によって分泌される量は変わってきます。
毛が濃い男性と薄い男性、胸が大きい女性と小さい女性、といったように身体的にもホルモンの遺伝が分かりますね。
そのため、先天的なものであってもこの二つは違うものになるのです。

結論

今回は、浮気をする要因を、先天的な要因と後天的な要因、ホルモンによる要因としてご紹介しました。
先天的な本能の部分は、人間であれば全員が持つものです。そのため、絶対に浮気をしない人はいないのでしょう。
浮気をしない様にしている人は、生まれ育った環境や人間関係がしっかりしていて、浮気をする本能に対して理性で抵抗できている人ということになります。
もしも、出来る限り浮気をしない相手を選びたいのであれば
・相手の育った環境
・相手の交遊関係
・相手の親はどのような人か
ということを調べておくことで、後天的な要因とホルモンによる要因の浮気を避けることが大事です。
自分が浮気をしやすいかを確認する際は、第三者目線でどういう環境で育ったかを振り返るとよいでしょう。