世の中には夫婦間で不倫を許容している夫婦がいます。英語圏では「オープンリレーションシップ」とも言われる夫婦関係です。近年の多様化する価値観の中で誕生した言葉でもあり、世間的にも認められ始めて海外のセレブなどでも公言する人が出てきています。このような選択をする背景には、お互いに結婚後も恋愛をしたいといった価値観にあります。今回はそんな夫婦がどのようなルールを設けて婚約者以外と関係を持っているかを解説していきます。
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どんなに不倫相手との関係が発展したとしても本来の夫婦である二人やその子供たちには被害を与えないようにするためです。
不倫相手の中には相手の家庭を壊そうとしたり、匂わせを仕掛けてくる場合があります。そのような事態によって夫婦間の関係を壊さないためにも、あらかじめこのようなルールを作っておくことでお互いに安心して不倫ができます。
夫婦間でSNSをフォローをし合っている場合にはこのような決まりを持っている夫婦もいます。お互いに不倫は認めますが、不倫をしている状況を堂々とSNSなどでアップしてお互いの目に止まるようなことをするのを避けるためです。このような写真を見て不快に思ったり、嫉妬することを避ける狙いがあります。
お互いに別の人と関係をもった場合にはそのことを秘密にしないようにするルールを設ける場合があります。それぞれの不倫相手との時間を尊重するためであったり、お互いの状況を把握しあえるようにするためです。不倫OK、NGに関わらず、隠し事自体は夫婦間の関係を悪くさせる原因となるので、ささいなことでも隠し事はしないようにしている夫婦もいます。
不倫OKだからといってどちらかが性感染症になってしまっては、夫婦間へ大きな影響を及ぼします。性感染症になった事によって夫婦間で移してしまったり、場合によっては後遺症になる場合もあります。また、不倫相手との間に子供を作ることは自身の家族を壊しかねない行為のため、このような決まりを徹底している夫婦がいます。
不倫OKとする夫婦間でのルールはそれぞれであり、またそこへ至った背景もさまざまです。子供が成人をして夫婦での義務が終わったが、子供のために婚約を解消せずにお互いに自由な恋愛をするためや、交際時にお互いがあらかじめこのような価値観を認めた上で付き合ったりなどです。どちらにしてもきちんとしたルールを設ける事によって本来の家族を壊すようなことをしたくないというお互いの気持ちが前提の上にあります。このようなルールは口約束だけではなく、誓約書などを作成してお互いに認識を擦り合わせておくことも一つの大切な手段です。