「夫とは違って彼は私のことをよくわかってくれる！」こんな言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
不倫をしている相手は夫ではないため、角が立たないように100%相手に合わせることが多いです。
ですがそれを合わせられているだけとは思わず「自分と意見が同じ人、私の事をわかってくれているからこの人と一緒に居たい」と考えてしまう人もいるそうです。
今回はそんな勘違いをして夫と別れて、不倫相手と一緒になった妻の話を紹介します。

1.妻の不倫と結果

妻は不倫の証拠を隠すこともせず、不倫相手と不貞行為を働いていました。
そのおかげで、夫は簡単に証拠を抑えることができ、離婚はなしで間男に慰謝料の請求を行おうとしました。
ですが、妻は「彼の方が私をわかってくれるから別れて彼と一緒になる」と宣言したため、許そうと思っていた気持ちもなくなりました。
妻とは離婚となり、間男と元妻の二人に慰謝料を請求する形になりました。
間男も妻と再婚することは了承しています。
元妻の話では間男の収入は良いようで、貯金も十分あり、そのためかこちらが指定した慰謝料を即払いし、早めに縁を切ることができました。
これでようやく縁を切れる、と喜んでいたのですが、数週間後仕事中に間男から電話が入りました。

2.間男からの電話

正直関わりたくない気持ちもありましたが、電話に出ると開口一番「俺の妻をどこに連れ去った！」と怒鳴られました。
何を言っているのか、身に覚えもないため、そのことだけを伝えて電話を切り、その後は無視をしました。
数回鳴らしても出ないと分かったためか、そこからは着信が無くなりました。
その後は何も変わらず仕事が終わり、会社から帰宅しようと駅まで歩いていた時に、聞き覚えのある女性の声で名前を呼ばれ止められました。

3.元妻の接近

そこにいたのは案の定元妻でした。
振り返ってしまったこともあり、そのまま元妻はどんどん近寄ってきて、泣きながら自分に対して不倫をしたことを謝罪してきました。
何故ここにいるのかもわからないし、周りの目もあるため、とりあえず近くのファミレスに非難することにしました。
ファミレスの席についてからは、演技なのかはわかりませんが、ずっと鼻をすすっています。
気まずい沈黙もありましたが、こうしていても仕方はないため、妻に対してなぜ接近してきたのかを問いました。
そして妻がゆっくりと今の旦那と別れたいという説明を始めました。
理由は、現夫の嘘でした。

4.元妻の話と元夫の意見

現夫は元妻に近づく際に、自分の収入を偽って伝えていたそうです。
どうやら慰謝料は今まで貯めていた貯金を使い切ったもので、現在は貯金もほぼゼロで、収入も元妻を養っていけるほど多くはないそうです。
付き合っていた時に聞かされていた金額と、今月の給料明細を見比べた時に、明らかな差異があって問い詰めたら嘘だったことが発覚しました。
離婚する時は「彼の方が私を理解してくれる」とか言っていましたが、その実、お金に目がくらんだだけでした。
そして、その状況が嫌だからまた再婚してほしいと意味の分からない理由で泣きついてきました。
全く同情する気にもなれない自分勝手な都合を聞かされた元夫は、もちろん相手をすることもなく、今後自分に近づいたら接近禁止にしてもらう。と言いその場をあとにしました。
今回の出来事を弁護士に説明し、その旨を相手の現夫にも伝えました。
その後、現夫がまた懲りずに電話をかけてきたりとしていましたが完全無視をして、弁護士に対応を任せました。
風の噂では、夫婦関係は上手くいかなくなり、離婚をしたそうです。

まとめ

結果、自分の想像している人ではなかったそうです。
また相手が言った言葉だけを信じて、その結果嘘をつかれていたと嘆くことになりましたね。
付き合っているのと結婚しているのは全く違います。他者だからこそ言えて、優しくできることもあります。
不倫をしている人が優しい言葉をかけてくれるのは、あくまでも他人だからです。
不倫している時は、惑わされないようにすることも意識して、今していることを見つめなおしてください。