配偶者のいる人が配偶者以外の人と男女の関係を持つことを不倫と言います。
不倫はしてはいけないものだと認識していても、そう簡単に辞められるものではありません。
罪に意識があるからこそ、その関係が周囲にはバレない様にお互いが身をふるまうことでその二人はより親密な関係になっていきます。
しかし、不倫関係が周囲にバレてしまったその後の事を考えたことはありますか?
今回は筆者が知人から聞いた、不倫関係がバレてしまった人が最終的にどうなったかをテーマにコラムを書こうと思います。
実際に不倫をしていたのはAさんという女性の方です。
Aさんは訪問看護師として勤務しており、所属している店舗で主任を任されている部下からの信頼も高い人でした。
仕事上、業務の一つとして営業をすることもあり、Aさんは営業成績も非常に優秀で訪問数、売上ともに1番の成績でした。
プライベートでも部下を飲みにつれて行ったりなどといった、まさに非の打ちどころのない人で、Aさんの陰口を言う人などはいませんでした。
そんなある日の朝、知人が出勤中にAさんが手前を歩いているのを見つけます。
またAさんは1人で歩いていたわけではなく、男性と2人で出勤していたのです。
しかもその男性は、営業先の妻子持ちの男性だったのです。
朝の通勤でたまたまあった可能性も考えましたが、それにしては2人の距離感はかなり近く、営業先の男性の最寄りの駅は違う場所でもあったことから、察しの良い知人は2人が男女の関係にあることに勘づきます。
そこから次第に周囲にも噂が広まっていき、Aさんのことを慕っていた部下たちにもその事実が知れ渡ることになります。
ここからAさんの職場での立場が一転します。
仕事は常にきっちり取り組んでいたAさんでしたが、不倫関係が始まってから少しずつ仕事に悪影響が出始めました。
Aさんの担当の仕事に不備があったり、会社へ遅刻する回数が次第に増えて行ったり、突発休を取ったりと今までのAさんとは一変してしまいました。
Aさんのことを信頼しており、愚痴をこぼすこともなかった部下たちでしたが、Aさんに対して不満が溜まるようになり少しずつAさんと距離を取るようになります。
おそらく知人も部下たちもAさんが不倫していることに対してはそこまで引いたりすることはなかったでしょう。
ただその影響が仕事へ出てしまっているAさんに不平不満が募っているのでしょう。
最終的にAさんは主任という立場を降りる形になり、さらに他店舗へ左遷されることになりました。
今回は知人から聞いた話を元に不倫関係がバレてしまった人が最終的にどうなったかを綴ってみました。
この実話からもわかる通り、不倫をした後の怖さを実感できたかと思います。
それとは同時に、信頼を失うのも一瞬であるということもわかりますね。