不倫はお互いが知っている状態でするものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
ですが、世の中には自分が結婚していることを黙って不倫をしている人もいます。
そんな悪女と出会っていつの間にか不倫をしてしまい、間男になってしまった男の話を紹介します。
今回は間男の目線で記述するため、間男の事を「Aさん」と呼びます。
Aさんは出会い系アプリで知り合った女の人と、順調に愛を育んでいました。
順調にデートを重ねて彼女となり、今では結婚の約束をするまでに彼女にぞっこん状態です。
年齢よりは給料もいいAさんは、彼女とマイホームを持とうと話したり、将来の事について彼女と会話に花を咲かせます。
彼女もマイホームはこうしたいと自分の要望を言って幸せな生活を送っていました。
そんな中、Aさんのもとにいきなりスーツを着た男性が訪ねてきました。
いきなり訪ねてきた男性は、Aさんに対して名刺を出します。そこには弁護士の文字があり、何故自分に弁護士が訪ねて来ていたのか覚えがないため、少し身構えてしまいます。
ですが弁護士はAさんの心情を考えるよりも先に、自分が不倫をしているということを告げられます。
不倫をしていることを言われて頭はフリーズ、そして弁護士からは彼女が実は結婚をしていることを告げられます。
脳内処理が追い付かない中、弁護士から彼女のAさんと名乗る人物と話をしたいと交渉をします。
その交渉からAさんと会うことが出来るようになり、彼女(妻)を除いた、弁護士と夫、Aさんの三人で話し合いをする予定を立ててもらいました。
弁護士が訪ねて来て、自分の置かれている立場を頭がようやく理解できた時、彼女(妻)が家に訪ねてきました。
いつも通り何もなかったかのように自分の部屋に入ってきて居間まで歩いていきます。
Aさんの所に話がいっているのだから、彼女(妻)に話がいっていないわけがありません。
そんな彼女(妻)に、結婚しているという確認と、何故ここに来れるのかという事を怒りながらも尋ねました。
そうして彼女(妻)からAさんに衝撃の一言を言われます。
「給料も主君がいいから今の人と別れたい。どうせ別れて慰謝料を払うにしても、Aさんなら貯金で払えるし怒ることでもない」
その言葉を聞いて、なぜこんな人間を好きでいたのかとAさんは自分の事を責めました。
その後は彼女(妻)を部屋から追い出し、関係を持たないことを告げます。
夫との話し合いでは、改めて自分がどういったことをしていたのかを聞かれ、彼女が結婚している事実を突き付けられました。
ですがそれに対して、知らなかったことは相手に伝え、Aさんは謝罪をしました。
その時は、自分の行ったことを知らなかったとはしても、やってしまったと言い慰謝料を払うという事で両者納得し、今後彼女とは近付かない約束をして、
その場の話し合いは終了し改めて連絡をすると、主は帰宅しました。
その数日後、Aさんの家にいきなり夫が訪ねてきました。尋ねてきたことに驚きながらも要件を聞きます。
そして夫の口からは、慰謝料をAさんからは貰わないことに決めたとのことが告げられます。
自分がしたことのけじめだと思って払うつもりでいたのに、夫から予想外の事を言われ、純粋に疑問に思いました。
夫は謝りに来たAさんの姿を見て、本当に何も知らなかったことを確信、そして妻の行動を調べた結果、とんでもない事実が発覚してAさんからは慰謝料をとらないことに決めたそうです。
夫は続けて、古着であったり中古のものを売買可能なサイトをAさんに見せました。
そこには見覚えのある自分の持ち物が出展されていました。
彼女(妻)はAさんが知らない間に販売して、自分の懐に収めていたそうです。
それを問いただしたら「結婚するんだから、私のものと一緒だからどうしようが勝手」と言い開き直ったそうです。
その姿をみて、Aさんに対しての慰謝料の請求をしないようにしたそうです。
また今回の不倫に関しては許せないが、妻に騙されまた自分の持ち物を売られたAさんは彼女(妻)を訴えることができる、とのことです。
そして、協力して彼女(妻)を訴えることになり、Aさんも彼女(妻)から慰謝料を受け取ることが出来たそうです。
彼女は勿論の事、納得はしておらず抵抗していましたが、借金を背負うことになり、働くことになったそうです。
今回の不倫は、不倫相手が知らされていない話でした。知らされていなくても不倫は不倫になります。
場合によっては知らないことで慰謝料の請求をできないケースもあるそうですが、そう上手くいくことは少ないです。
不倫だけでなく、他人の物を勝手に売るなど窃盗と同じことをする非常識な女性の話でした。
騙されていると分からないため、気を付けようがないですが、不倫は悪のため、かかわらないようにしたいです。
もし、知らずに不倫をしていたとしたなら今回のAさんのように、しっかりと謝罪をしましょう。
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