タイトルでいきなりお伝えをしましたが、浮気や不倫をしてしまった、されてしまった人などが通るであろう道が「相手との別れ」です。あまり知られていないかもしれませんが、この別れ方はすごく重要なのです。江原啓之氏も「別れ方で人の価値がわかる」と言っていますし、昔からの格言でも「男の価値は別れ方で決まり、女の価値は別れた後で決まる」というものがあります。今日は男性側についてお話をしていきます。
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結婚していても、恋人であってもそうですが、別れを切り出すというのは大変なものですし、どちらにとっても辛い作業です。しかし、この告げ方、身の引き方というのが、実はすごく大事です。
よく男性でありがちなのが、「仕事で忙しいから」という言葉を使って、相手に別れを告げるケースです。今までの経験則で言えば、忙しい人ほど忙しいとは言わないですし、忙しい人は基本的にタイムスケジュールがしっかり出来ているので、時間を縫って相手に会う時間を作ります。基本的に「仕事が忙しい」は大げさに言っているケースがほとんどです。もちろん外銀や外資コンサルなど通年で驚くほど、忙しい仕事もありますが、それはごく一部と言わざるをえません。
そしてここで問題なのが、「仕事で忙しい」を理由に別れを告げると、結果として相手に希望を持たせたまま別れることになるのです。「仕事で忙しくなくなれば…」「もし転職したら…」などのエクスキューズを相手が持ちますから、いつまでたっても、吹っ切れないケースに繋がりかねません。相手の事を思うのであれば、本当の理由を告げて、相手の未練を断ち切ってあげるのが本当の優しさです。
これも巷で聞く人も多いかもしれませんが、別れた後に「使ったお金を返せ」「プレゼントを返せ」という人がいるようです。これは自分自身の評価と自分の器量のなさを知らしめる行為になるだけなので、絶対にやめておきましょう。
まず使ったお金やプレゼントは相手が喜んでくれると思ってしたものです。
そこには男性の思いがあったわけですから、それをいまさらお金や時間の話を持ち出すのは、大人の男性がするべきことではありません。
結果的に別れることになったとはいえ、一度は心から好きになったり、愛した人です。
別れる際に罵詈雑言を投げて、お互いの気持ちを悪くしたまま終わりにするのはやめておきましょう。
やはり別れ方が悪いと相手の心象も悪くなり、それがよき思いでにならないケースもあります。
だからこそ、別れる時はお互いに「ありがとう」と伝えて、別れる事が理想です。なるべくそうなる様に、上記の3点を心がけてみると男性としての自分自身の立ち振る舞いも変わるのではないでしょうか。