ご主人が保育園で知り合ったとのママ友の不倫を疑われてきた奥様のご相談は本当に壮絶な修羅場が待っていました。こんなにも複雑に絡み合った地獄絵図はアーネット調査事務所の調査の中でも類を見ない程のものでした。今回はその「保育園不倫」について、詳しくお話をしていきます。

ご主人の不倫を疑った奥様からのご相談

今回はＫ子さん(仮名)から当事務所に「ご主人の不倫調査」という事でご相談を頂きました。お話を聞く限り、過去の経験則からかなり不倫をしている可能性が高い事がうかがえました。正式に依頼を頂き、調査に着手すると…。

まず恵子さんのご主人であるＹ太さんは、結論から言うとクロ、不倫をしていました。しかもママ友であるＳ美さんと保育士のＭ沙さんの2名と並行して関係がある事が分かりました。

通常であれば、ここで調査終了ですが…
今回は念のため、依頼主であるＫ子さんにご相談の上、Ｓ美さんとＭ沙さんの調査もスタート。まさにこれが地獄絵図の始まりだったのです。

Ｓ美さん：他の保護者1名とも不倫関係にあり。
Ｍ沙さん：Ｙ太さんの他に彼氏有、他の保護者1名とも不倫関係にあり。

これだけでも本来は大変な事ですが、実はまだこんなの序の口。

Ｓ美さんのご主人Ｙ三さんも他のママ友である、Ｈ子さんと関係を持っていました。
そしてＨ子さんのご主人であるＫ平さんは保育士のＭ沙さんと不倫関係にあったのです。

ここまでくるとよくわからなくなってしまうので、一度まとめてみましょう。

依頼者：Ｋ子さん

依頼者の夫・Ｙ太：「Ｓ美」「Ｍ沙」
保育士Ｍ沙 ：「Ｙ太」「Ｋ平」
ママ友Ｓ美 ：「Ｙ太」「Ａ」
Ｓ美の夫・Ｙ三 ：「Ｈ子」
ママ友Ｈ子 ：「Ｙ三」
Ｈ子の夫・Ｋ平 ：「Ｍ沙」
パパ友・Ａ ：「Ｓ美」

という形で関係をそれぞれ不倫関係が出来上がっていたのです。正直、これらの調査を終えた時の徒労感は尋常ではなかったのです。つまり同じ保育園で先生が1人、保護者の女性が2名、男性が4名の間で不倫の大きな輪となっていました。

これを依頼者であるＫ子さんにお伝えした時の鬼のような形相は今でも脳裏に浮かぶほど強烈なものでした。

そして不倫発覚後に、Ｋ子さんは全ての関係者を集めて、不倫関係について公表。
保育園も交えて、大変な騒ぎになり、結果的には全ての子供たちが転園、保育士は退職という形になったそうです。

この時は資料の提出のみで話し合いの場には同席したものの一切口出しはしませんでしたが、それぞれのご夫婦の口から発せられる罵詈は本当に聞くに堪えないもので、本当に地獄絵図でした。

そしてこの不倫騒動によって、一番傷ついたのは間違いなくそれぞれのお子様です。
急に転園を余儀なくされ、親の身勝手な行動により、仲の良かった友達と離れ離れにさせられたのです。

不倫の当事者たちは自分たちの中で完結する様に感じている人が多いですが、実際は想像よりも多くの人に迷惑をかけて、傷つけているという事を改めて認識する事象でした。