アーネット調査事務所では東京・埼玉・栃木・茨城・群馬に事務所を構えておりますが、都心部と地方では調査方法も異なりますが、その中でも最適な方法を選び、依頼者様の利益になる様な有益な調査を心がけております。今回は茨城県龍ケ崎市の不倫調査のケースをご紹介していきます。
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このケースは実際にアーネット調査事務所で、調査を依頼されたものです。
もちろん個人の特定は出来ない様に、匿名で記載をしておりますので、ご了承ください。
Mさん(30代男性)
奥様
以前は午前中から夕方前までのパートだったのだが、最近夕飯の時間を超えて、21時や22時を超えての帰宅が多くなっている。また場合によっては土日もパートにいくと行って、出かける事があり、そこまでパートをしている事や必要性が疑問。必要な生活費は渡しているし、貯金も出来ているにも関わらず、話し合っても頑なにパートの時間を変更しようとしない。との事で、職場並びにその周辺で不倫をしている可能性があるのではと、ご相談に来られました。
ご相談の時点でお話を伺った限りだと、アーネット調査事務所では過去の経験則から、「不倫」か「お金の問題」であるとあたりをつけていました。不倫をする事で時間が遅くなってり、土日に出かけている。あるいはお金の問題でパートの回数を増やす事で、支払や補填をしようとしているかです。
そこですべての曜日を調べるのは現実的ではない為、パートに行く予定の月曜日と金曜日とパートの予定がない水曜日の3回の調査を依頼者であるMさんに提案して、調査を開始しました。
まず月曜日はパートがある日なので、朝自宅から張り込みを開始。この日は9:30~19:30まで残業を含めて、ご自宅から車で15分ほどのところにあるショッピングモール内のスーパーにてパートで勤務。その後は、まっすぐに家に帰られました。
次にパートがない水曜日、この日は昼前にご自宅から車で25分のところにあるご実家を訪問。ご実家は工務店を経営されていましたが、18時前までご実家で過ごして、御帰宅。
そして金曜日もパートがある日ですので、朝から調査開始。10:30~21:30までスーパーにてパートをされて、そのまま買い物をして御帰宅。
この時点で全くと言っていいほど、男性の影はありませんでした。そこで不倫ではなく、今度はお金の問題の方の調査を開始。
金銭面の調査開始から一週間ほどで奥様が長い時間パートをしている理由が判明。
実は数年前からご実家の工務店の経営が悪化しており、半年ほど前に資金ショートによる不渡りを出してしまった事が判明。不渡りは一度目から半年以内にもう一度出せば、銀行取引停止処分を受けて、事実上の倒産となります。それを知った奥様がご実家に援助をする為に、パートの時間を長くしていたのです。と同時に以前から持っていた時計や宝石といった資産価値のあるものも全てリサイクルショップに売却して、そのお金をご実家に援助していた事もわかりました。
ご依頼を受けてから、約2週間でMさんに調査結果の御報告。
不倫をしている可能性はない事、ご実家への金銭援助の為にパートの時間を長くしている事を報告しました。士業で開業をされているMさんは今まで義実家がそういった苦境にある事を全く気がつかず、奥様を責めた事を大変後悔してらっしゃいました。
結局、Mさんは義実家の代理人として金融機関並びに取引先に返済計画のリスケジュールと当座の資金の援助をする事で、現在は義実家の工務店も少しずつ上向きになりつつあり、奥様との夫婦仲も良好になり、結婚当初のような仲の良いご夫婦に戻れたと喜んでおられました。