不倫をした男性の哀れな末路

これからするお話は不倫によって、全てを失った男性のお話です。
もちろん全てを公開とする訳にはいかないので、一部構成を変えています点はご了承ください。

お金・社会的地位・家族の全てを失う

不倫をしていたのは、Ｋさんという40代の男性で埼玉県さいたま市にお住まいの会社経営者の方。
奥様と2人のお子様に恵まれて、俗にいう、幸せな家庭を築いていました。そう、不倫を始めるまでは…。

Ｋさんは仕事の取引先と食事の後に、女性のいるお店に一緒に出かけたそうです。
そこで席についてくれた20歳そこそこの愛嬌のある笑顔と抜群のスタイルにメロメロとなりました。
仕事以外でもプライベートでも通い詰めて、その女性の心を射止める事に成功しました。
そして交際が始まって一年くらい経った時…奥様が異変に気づき、当事務所にご相談に来られました。

調査結果としては、不倫をしている事が判明して、相手も特定する事が出来ました。
そしてここからですと、一般的には離婚か再構築かを選択して、折衝をしていく事になります。
しかし奥様の怒りは収まらず、「徹底的にご主人と相手の女性を苦しめる」とまるで般若の様な顔をして仰っていました。

ここからは当事務所が聞いた話になりますが…

奥様のお父様は上場企業の創業一家であり、現在も代表取締役をされており、いわゆる地元の名士であると同時に財界の大物とも呼べる人物。
実はご主人が会社経営者と上記で書きましたが、この奥様のお父様のお力添えがあったおかげて、仕事が円滑に回っていたのです。
クライアントの8割はお父様関連の方、また金融期間の融資もお父様の口添えがあって成立したもの、そんなお父様に奥様が泣きついているとなれば、どうなるか容易に想像できます…。

まず会社のクライアントはほぼ全てお父様の口利きで引き上げられ、金融機関の融資も色々と理由をつけられて、引き上げ、即時返済を求められました。
仕事がなくなった状況で資金を引き上げられればどうなるか、倒産しかありません。更に金融機関の融資で債務保証を自身でつけていた事もあり、
返済が滞り、自己破産にまで追い詰められました。

そして相手の女性には多額の慰謝料請求、それに納得した女性もすぐに支払が滞り始めると、勤め先のキャバクラの給料を差押え、
弁護士を入れて、一気に片をつけにかかります。反社会的勢力から誹謗中傷を浴びようとも、一切気にせずに取り立てを続けて、相手の女性は一文無しに。
またその女性が勤めていたキャバクラも、お父様の会社の関連会社の所有物件であった為、お店の賃貸借契約の不備をつき、立ち退きまで追い込みました。

怖いくらい、鮮やかな手つきで不倫をしていたご主人と女性に復讐を完了させたのです。
この男性は、奥様のお父様の口添えや協力があった事を忘れて、不倫をし続けた結果、会社や社会的地位も失い、家族とも会えなくなり、自己破産まで行ってしまいました。
もちろん、やり過ぎだという批判もあるでしょうが、全てが法に則って行われた事。
因果応報と言わざるを得ません、不倫で一生を棒に振る痛手を負う事もありますから、よく考えて行動しなくてはいけませんね。