昨今、不倫は社会一般の認識として、非常に見る目が厳しくなっています。
しかし、芸能人や有名人の男女それぞれが不倫をした際には、どちらの方が非難を浴びているかご存知でしょうか?
それは圧倒的に「女性」の方が非難されやすいのです。
最近、不倫や浮気をした男性で言えば、渦中の人である宮迫博之さんは「オフホワイト」という言葉で煙に巻いて、大きな批判を逃れています。
落語家の三遊亭圓楽さんも、会見一つで謝罪をして終わり、アパ不倫と言われた袴田吉彦さんやランクル不倫で話題となった原田龍二さん、
大物俳優である渡辺謙さんなど、もちろん一時的に針の筵になっても、休業したり、仕事がなくなったりの様な社会的制裁はそれほど受けていません。
しかし女性の場合は軽く終わっている訳ではありません。
芸能界の不倫の先駆けとも言える、元モーニング娘の矢口真里さんや「センテンススプリング」の迷言を残したベッキーさんや、
雑木林でカーセックス疑惑が持たれたフジテレビのアナウンサーの秋元優里さんや、元スピードの上原多香子さんなど、
女性の有名人の場合は、長期の休養を取らざるを得なかったり、職務を追放されたり、業界から干されたりと目に見える形で社会的制裁を受けています。
それは一体何故なのか?
日本は少しずつ社会が変わってきたとはいえ、男性は外で働く、女性は家にいるというような価値観も年配の方の中には根強く残っています。
そしてそういった方々は異性の男性の不倫や浮気はある程度許容出来ても、同性である女性の浮気や不倫は絶対に許せません。
それは自分達の時代にはそんな事は決して許されなかったある種の憧れや羨望の眼差しも含まれているのかもしれません。
そして女性を叩くのは基本的には同性である女性です。
様々な組織がありますが、男性が女性を一方的にいじめるケースよりも、女性が女性をいじめる方が遥かに多いのです。
どこの家庭も女性が強くなった事で、女性(奥様)の意見が家庭の意見となり、結果として女性が不倫をした場合には徹底的に叩かれるという流れが生まれます。
ある意味では気の毒な程に社会的制裁を受けている女性著名人ですが、一方男性が許されている訳ではないので、
そこを誤解して判断されない様にお願いします。