不倫ものの歌や映画やドラマやマンガというのは、ヒットする傾向や多くの人の興味関心を引く事が多いのです。
やはりそれは、不倫という行為が多くの人はモラルや倫理観の中で出来ない、してはいけないと理解しているけれど、
非日常の世界に対する憧れの様なものがあるのではないでしょうか。
今日は不倫の歌と言えばで、最初に名前が挙がってくる歌である「恋におちて-Fall in love-」を少し歌詞から情景を想像していきましょう。
この「恋におちて-Fall in love-」という歌の冒頭はまずこうなっています。
もしも願いが叶うなら
吐息を白いバラに変えて
逢えない日には部屋中に飾りましょう
貴方を想いながら
この貴方というのは不倫相手の事を指しており、家族がある相手に会いたいけど会えない、そういった思いや心理描写がされています。
そしてこの最初の部分に出てくる「白いバラ」はどういった意味があるのか、お考えになった事ありますか?
実は白いバラの花言葉は「あなたにふさわしいのは私」という意味があります。部屋中に飾るほどの白いバラが不倫の恋の切なさを表していると言えるでしょう。
そして次の歌詞は、こういった内容になっています。
Darling I want you 逢いたくて
ときめく恋に 駆け出しそうなの
迷子のように 立ちすくむ
私をすぐに届けたくて
ダイヤル回して 手を止めた
Im just a woman Fall in love
遭いたくて仕方ない気持ちを歌っており、更にはその気持ち・衝動が押さえきれずにもう行動に移してしまいそうで、気持ちが落ち着かない様、
そして迷子の様な不安な気持ちが歌われています。その後に来るダイヤル回しての所は、今は無きダイヤル式の電話のことです。
携帯電話、スマートフォンがこれだけ普及した時代では考えられませんが、昔は不倫相手と連絡を取るには家の固定電話に電話をするしかなかったのです。
そういった時代背景を読み取ると、一層その切ない気持ちが理解できるのではないでしょうか。
今回は「恋におちて-Fall in love-」の歌詞の一節をご紹介しました。もちろん不倫は許される行為ではありませんが、歌や映画やドラマを楽しむ分には全く問題ありません。
踏み込んではいけない世界はフィクションの世界の中で楽しむとして、結婚されている方はパートナーや家族を、恋人がいる人は相手を目いっぱい大切にしてあげる事が大事ですね。