街で流れている歌の中にも不倫を題材にした叶わぬ恋の歌もあり、そんな歌を耳にするとドキッとする人や辛い思いに駆られる人もいるでしょう。もちろん歌の是非は人によって解釈や考え方も違うので、一概には言えませんが、それでも実際に不倫や浮気の調査をしている時にそんな歌が聴こえてくると何とも居た堪れない気持ちになる事もあります。今日はそんな不倫や叶わぬ恋を題材にした歌を紹介します
30年以上前に発売された歌で金曜日の妻たちというドラマの主題歌です。不倫と言えばこの歌というくらい有名な歌です。
「もしも願いが叶うなら 吐息を白いバラに変えて 逢えない日には部屋じゅうに 飾りましょう貴方を想いながら」
この歌詞は不倫であるが故に会う事や連絡を制限される儚い思いが表現されており、当時も今も多くの人の共感を集めています。
石川さゆりさんの津軽海峡冬景色に並ぶ代表曲でまるで女性の怨念が聴こえてくるかの様な歌詞と石川さゆりさんの圧倒的な表現力に圧倒されます。
「隠しきれない 移り香が いつしかあなたにしみついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを殺していいですか」
この歌詞にはまるで女性の激しい情念という様な熱くそして燃えあがる様な思いが描かれています。愛と憎しみはいつも些細な違いでしかないのかもしれませんね。
久保田利伸さんの名を一気に世に知らしめた作品で、この歌は女性が既婚者で男性が独身という他の歌にはない様なシチュエーションの曲になっています。
「I LOVE YOU 僕だけの君ならば この道をかけだして 逢いに行きたい 今すぐに I MISS YOU 許されることならば 抱きしめていたいのさ」
僕だけの君ではないというフレーズに相手には別のパートナーがいる事を示唆していますね。そして許されるならば、抱きしめたいという自分の心にブレーキをかけている情景が目に浮かびます。
不倫を歌った曲で2009年に発売されました。好き嫌いの分かれる歌ではありましたが、それでも信頼のEXILEブランドで10代・20代の女性から支持を集めました。
「キスをするたびに 目をとじてるのは未来(あした)を見たく ないから」
未来(明日)を見たくないという歌詞から、叶わぬ恋、不毛な恋である事が窺い知れます。そういった儚さや辛さが共感を集めたのかもしれませんね。
こういった歌が街で流れると、不倫の当事者の人はどういった思いに駆られるのでしょうか。自分の想いの為に、苦しんでいる人がいる事も決して忘れてはいけません。