前回は世界の慰謝料ランキングを発表しました。不倫で多くのものを失うものがある事を知って頂けたのではないでしょうか。世界は規模が大きすぎてイメージが湧きにくい部分もありますが、身近な日本の著名人のランキングを今日はまとめてみました。

第5位 松平健・大地真央 金額：3億円

俳優の松平健さんと元宝塚で女優の大地真央さんの離婚での慰謝料はなんと3億円。原因は松平健さんの不倫が原因ではと言われていますが、真偽は明らかではありません。また慰謝料は現金ではなく、当時二人が住んでいた価格5億円とも言われる大豪邸の松平さんの所有権を大地さんに譲る形で決着となったと言われています。

第5位 布施明・オリビア・ハッセー 金額：3億円

これは当時は日本の大スターであった布施明さんとイギリス出身でハリウッドの大スターであったオリビア・ハッセーさんの離婚による慰謝料です。結婚後2人はアメリカを生活の拠点に移しましたが、布施さんの歌手活動がうまく行かず、日本に度々帰っていた所、オリビア・ハッセーさんが15才年下の俳優と不倫して、離婚となりました。このケースの場合はオリビア・ハッセーさんが布施さんに3億円ものお金を払いました。

第3位 小室哲哉・ASAMI 金額：7億円

言わずも知れた天才音楽プロデューサーである小室哲哉さんと小室さんがプロデュースを務めた音楽ユニットdosのボーカルであったASAMIさんの離婚時の慰謝料は7億円とも言われています。しかも婚姻期間はわずか10カ月という短いため、破格の慰謝料とも言えるかもしれません。しかし、小室さんはASAMIさんの妊娠中にglobeのKEIKOさんと不倫をしており、それが元で離婚となりました。その後小室さんは詐欺で逮捕されましたが、その際にはASAMIさんから慰謝料と養育費が払われていないと告発があったりと、小室さんも波乱万丈な人生になっています。

第2位 沢田研二・伊藤エミ 金額：18億1800万円

当時日本中の女性を熱狂させた歌手の沢田研二さんがドラマで共演した田中裕子さんと不倫が発覚して、離婚。80年代後半の日本がバブル絶頂で景気が良かった事を差し引いても、慰謝料は今も当時も破格の18億円超となっています。当時は新聞、ワイドショー、雑誌でこのニュースは大きく取り上げられました。

第1位 千昌夫・ジョンジェパード 金額：50億円

芸能人の慰謝料としてはダントツの金額を叩き出したのが千昌夫さん。当時は「歌う不動産王」などと揶揄され、事業にも大きな熱を注いでおり、かなり潤沢に資金があった事もこの慰謝料になった理由でしょう。ただバブル崩壊後には借金が膨れ上がり、2002年に個人事務所は1034億の負債で経営破たん、特別清算が行われています。会社の債務を個人保証していた事から、一時は3000億を超える債務がありました。2002年には個人の返済可能額をはるかに超えていることから、民事再生法を適用しています。バブル経済の後押しもあり景気が良かったとはいえ、今では考えられないお金の単位が動いていますね。

日本の芸能界でも一般の人では一生かかっても稼ぐ事が出来ない額を慰謝料として払っており、まさに別世界の話の様な感じも受けますが、それでも明日は我が身です。浮気や不倫が原因で一文無しで放り出される可能性もありますから、不倫のリスクも大きいと言えるでしょう。