以前は浮気・不倫が発覚すると男性の「怒り」はどこに向けられているのか、そのポイントはどこなのかお伝えしてきました。今回はその女性版です。女性は男性とは全く違いますので、その辺も前回の記事と見比べてみてください。
前回の記事・男性性が浮気・不倫に激怒する理由
女性の「怒り」のポイントは…
“精神的な浮気”なのです。
女性の場合、こういった話を耳にしませんか?「浮気はバレない様にして欲しい」「風俗はまだ許せる」などという言葉を。
実はこれは男性の立場からは考えられない理由から起因しているのです。男性は以前の記事でも書いた様に「怒り」は肉体的接触に向けられます。しかし女性の「怒り」は精神的な浮気に向けられますので、1度きりの風俗遊びやお酒の勢いでというのは許容出来てしまう人が多いのです。これにはやはり女性の場合も歴史とDNAが強く関係している様です。
女性はパートナーの男性が他の女性に思いを寄せる事、そして心奪われる事が何よりも「怒り」のポイントなのです。本当に精神的な心の部分ですね。男性には理解しがたい部分かもしれませんが女性の場合は実際そういうケースが多いのです。歴史的な背景で言うと、女性は強くて優秀な男性の遺伝子を求めます。その人の子供を産んで育てていくという子孫繁栄の方法です。そしてその男性からの昔で言う食料供給や子育てを手伝ってもらう事で、子供を育てていきます。しかし、男性が心変わりして他の女性を愛したり、他の女性の所に行ってしまえば、即生活が脅かされる危険があったのです。だからこそ、女性は肉体的な浮気は許容できても、心変わりは許せないのです。
そして女性は子供を産むという遺伝子が組み込まれおり、これは男性では決して耐える事が出来ないまさに命をかけた一大事です。そういった部分も含めて、妊娠・出産は女性にとっては、大きな分岐点ですし、人生が激変するポイントです。そんな時に男性が離れていく事は精神的にも許せないと考えるのはある意味当たり前の事でしょう。
基本的に相手を思いやって、浮気や不倫がなければ一番良いのは言うまでもない事ですが、しかし間違いを犯した、過ちを犯してしまった場合は、相手の立場や心理をしっかりと理解して、真摯な姿勢で女性を思いやる事が大切です。