今日の話はあくまで恋愛心理学・行動心理学に基づくものであり、全ての人にあてはまる訳ではありません。嫉妬深いからと言って、必ずしもパートナーや周りの人が浮気する訳ではありませんので、そこは勘違いをなされない様にお願いします。勘違いによって二人の仲が引き裂かれてしますなど、本末転倒となってしまいますのでご注意ください。
このコラムを読んでいる方はジェームズ・アレンの『原因と結果の法則』という名著をご存知でしょうか?これは1902年と今から100年以上前に書かれた本ですが、歴史上最も多くの読者を獲得したきたと言われる人類文化史上に残る偉大な一冊です。ここ最近の自己啓発書ブームの中でも、元をたどるとこの『原因と結果の法則』から派生したに過ぎないと言われています。その本からもこの「嫉妬深い人は浮気しやすい」という問題を紐解く事が出来るのです。
因果応報・自業自得、これがすごく簡単言うと、原因と結果の法則とも呼ばれるものです。人生には偶然という要素は存在せず、人間性や環境、成功といった外的要因も含めて「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられているというのが「原因と結果の法則」であり、この法則は「つねに絶対であり、ゆらぐことがない」絶対真理であると説いています。
これを嫉妬という心境で考えると、自分の内側に秘められた想いと言う種から派生されたものなのです。ここに鏡の法則という根源法則を加えて考えると「嫉妬心」が浮気心に繋がる道筋が明確になってきます。嫉妬心は心の種であり、鏡の法則は自分がした事は後で必ず自分も誰かに同じことをされるというもの。つまり「嫉妬心」を持ち相手を信頼していないケースは相手を疑い、相手が浮気しているだろう、相手も浮気しているかもしれないという嫉妬心の種という原因で浮気という行動の結果が出てしまうのです。
そして最終的に自分が浮気や不倫といったものが自分に返ってくるのです。
浮気をしている人は後で自分自身も浮気をされるでしょう。
そして自分が浮気をしていると相手が浮気をする予感がする事でしょう。
その結果が猛烈な嫉妬心に現れるのです。
ただ勘違いして頂きたくないのは、もちろんこれはあくまで心理学や行動学の一説によるものであって、必ずそうではないという事。嫉妬していても決して浮気をしない誠実な人は世の中にたくさんいます。そしてそんな人がアナタのパートナーであることを願っています。