なぜモラハラ夫は離婚に応じないの?

結婚生活の中で、夫からのモラハラがあると誰でも離婚を考えると思います。しかし、モラハラ夫が離婚に同意しないケースは数多くあります。妻に対して嫌味や妬みを浴びせているにも関わらず、なぜ離婚をしようとしないのでしょうか。今回は、なぜモラハラ夫は離婚に応じないのか、その理由を見ていきましょう。

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1 1.そもそもなぜモラハラ夫になってしまうのか。
2 2.なぜモラハラ夫は離婚に応じないのか。
3 3.どう対処すればいいのか。
4 まとめ

1.そもそもなぜモラハラ夫になってしまうのか。

結婚後、夫のDVやモラハラが行われるケースが多くあります。なぜ優しく紳士的だと思っていた夫が変わってしまうのか。その原因は幼い頃のトラウマや育った環境にあります。子供は親から優しさや厳しさ、自制心などたくさんのものを学びます。しかし、そういったものを身に付ける期間に、育児方法が著しく間違っていたり、環境が悪いと子供は間違った考え方や感情を身に付けて成長していきます。そして、大人になりそんな家庭環境から距離を置くと、次は満たされなかった親からの愛情を埋めようとしたり、自分の事を守ろうとしたりすることで、自分への愛情が過剰に強くなり、妻に対してモラハラをしてしまうのです。

2.なぜモラハラ夫は離婚に応じないのか。

モラハラ夫が離婚に応じない理由はいくつかありますが、ほとんどは離婚を切り出された事実を受け入れられない。周囲の評価を気にして離婚に同意できない。という事が主な原因だと考えられます。モラハラ夫は妻が下、自分が上と家庭に上下関係を敷いています。妻から離婚を切り出されるとこの認識が覆り、上から目線で如何に妻の判断が愚かであるかを分からせようと、妻の離婚したいという気持ちを折り、上下関係を再構築しようとするのです。また、モラハラ夫は強いコンプレックスを抱えていて、周囲から良く思われていると自己認識している場合があります。離婚によって、身内や職場での評価が落ちないようにするため、離婚を拒む傾向にあるのです。

3.どう対処すればいいのか。

では、モラハラ夫が離婚に応じない場合、どう対処すればいいのでしょうか。まずは人目のある所で話し合うことが必要です。自身がモラハラの加害者であることを自覚させ、受けた被害を夫に提示して、どんな気持ちになり、どんな精神状態に陥ったか、このような発言・行動はやめてほしいという旨を、言葉で伝えることが大切です。