中学、高校、大学、専門学校など日本人の多くは高等教育を受けている教育水準が世界的に見ても非常に高い国ですが、学校を卒業して10年、20年と経つと、ふと届く同窓会の案内。特に何を期待している訳でもなく、旧友と昔話に花を咲かせるつもりで同窓会に顔を出したのに…思いがけず元恋人と再会。
別れてからの時間が一気に詰まって、不倫に発展。そんなケースはよく聞くのではないでしょうか?今回は同窓会で不倫に発展しやすい理由について、詳しく解説をしていきます。
皆さんも経験や感じたことがあると思いますが、アルコールは普段できない事、言えない事を言わせてしまう、人を大胆にする力があります。そして同時に判断力を鈍らせることにも繋がります。
通常、お酒を飲んでいない状態であれば、理性が保たれて歯止めがかかる所がアルコールによって、理性のリミッターがなくなってしまう事もあります。そういった状態で本来であれば、不倫に発展する事がないような人でもアルコールの力でその先へ進んでしまうのです。
ただお酒やアルコールがあったからという言い訳は不倫においては通用しません。どういった理由があれ、それは不貞行為に変わりはなく、それによって傷ついている人がいるのです。
同じ年齢ですから、立場も似通っているケースが多いのです。例えば30代の方であれば子育ての悩み、40代の方であれば反抗期のお子様との接し方、ご自身の健康など、悩みや愚痴の内容もお互いに共感しあえます。
このお互いの共感というのがポイントで、人間は自己を肯定してくれる、自分を理解してくれる人を好みます。こういった当たり前の会話の中でも、共感が生まれて、一気に心の距離が近くなり、昔の恋人や憧れだった人との不倫に繋がっていくのです。
人間は今の自分に満足いかない、納得していない場合は昔を美化しがちです。もし現在の生活に飽きていたり、悩んでいる、苦しんでいる状況だと、若い頃の時間に戻って良かった様な気持ちになり、空白の時間が思い出を美化することに拍車をかけて、思い出が今の自分の生活と重なり、哀愁となって不倫に走らせるのです。
今はコロナウイルスの問題もあり、同窓会というもの自体がかなり減っているとは思いますが、大人になってからの友人と学生時代の友人とでは接し方や距離感というのも違います。ましてやそれが元恋人であればなおさらです。しかし、不倫はどんな理由があっても、傷つく人がいることを肝に銘じておく必要があります。