不倫はいつの時代も文学や映画には題材として多く取り上げられています。今までに多くの作品を見た方もいらっしゃると思いますが、今日は日本の映画、邦画の中から有名な作品を紹介します。どうしても不倫映画というとバッドエンドをイメージしがちですが、そうではない作品もあります。興味を持たれた方はぜひ観てみてください。
斎藤工さんと上戸彩さんのドラマの方が有名かもしれません。ただ斎藤工さんを一気にスターダムに押し上げた代表作であり近年稀に見る不倫を話題にした作品で、多くの人がご覧になった事と思います。ドロドロとした愛憎劇は主婦層に大人気でご自身を投影しながら見ている方も多かったはず。「決して、もう二度と。せめて、もう一度。」のフレーズが印象的です。
ドラマ版は役所広司さんと黒木瞳さん、映画版は古谷一行さんと川島なお美さんが演じて話題になりました。こちらの作品も本当に社会現象とも言えるくらいの大きな話題を世の中に巻き起こしました。当時映画をご覧になった方も多かったのではないでしょうか。そして最後は愛の業火の中、激しく愛し合い命を絶つ結末が衝撃的でした。
この映画は岡田准一さん、松本潤さんのジャニーズコンビに黒木瞳さんと寺島しのぶさんという名女優の組み合わせ。そして歳の差不倫というテーマで、妙齢の女性が若く美しい大学生との心の機微がこの作品の大きな魅力であったと言えるでしょう。また若いジャニーズのお二方の男性としての魅力も一層映画を盛り上げる一因となりました。
鈴木京香さんの妖艶な演技がNHKという枠を大きく超えて、話題となったドラマの続編とも呼べる作品。ドラマの中の話も回想で流した為、ドラマを観ていない方でも楽しめる作品となっています。別れた妻の心情と主人公・行の心情が折り重なり、るいさんへの想いも複雑に交差している見応えのある作品となっています。
日本ではやはり「不倫」に対する嫌悪感は国民感情としてあるのか、どうしても作品数の割に大ヒットとなるものは少ないのかもしれません。ただ不倫を肯定も否定もしていない作品もあり、一つのフィクションとして楽しむ分には非常に見応えのある作品ばかりです。興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。