浮気や不倫をしても、その人によっては、なぜか許されてしまう人もいます。いったいなぜ許されてしまうのか。そのことについて紹介していきます。
そもそも一般的に「不倫を許される」という定義は、不倫をしてもパートナーが何も咎めない事というのが正しいでしょう。しかしメディアに出る文化人の場合は違ってきます。夫婦間では離婚に至らなくても、任されている番組を降板させられたりします。企業のCMに出演している場合は、CMの放送と止める事で多額の違約金が発生します。しかし不倫をしていることがニュースとなり、世の中に知れ渡っても、変わらずにテレビに出続けるタレントや俳優などもいます。その違いや理由は何なのか。大きなポイントを2つ紹介していきます。
(1)普段のキャラクターとのギャップ
テレビで見かける姿が聖人君主の不倫の「ふ」の字すら、連想させないキャラクターを俳優が演じていたら、大多数の人がその俳優さんも誠実な演じたキャラクターに近い性格なのではないか。と勘違いしてしまう所にあります。これは俳優の演技力が高いというのもありますが、清楚なイメージや一途な印象をキャラクターと同じように俳優に連想させられた場合は、不倫の報道が出たりすると一斉に叩かれます。特にホームドラマだったり、人と人の縁を描くことで人気のある作品に出演している場合は特に炎上します。「不倫をするのが当たり前」といった風を吹かせるベテラン俳優や大御所の芸能人も、そのたぐいの発言はテレビでは見かけなくなりました。昭和の頃のニュースを調べてみると「人気のある芸能人が不倫するのは、ごくごく当たり前」の様な風潮も強く、現在とは不倫に対する風当たりが全く違います。不倫が当たり前の芸能人が、時代の変化に合わせシフトして発言や行動をしているので、日頃メディアに出ている姿が、お昼のお茶の間に出るような芸能人の場合は、不倫が出たら特に叩かれる、という傾向にあります。
(2)立場による違い
パートナーを経済的に面倒を見ていたり、会社の経営者だったり、経済的に面倒を見ている人が多くいる場合は許されてしまうことも多いです。夫婦間の間に子供がいる場合も同様です。子供が成長するまでは不倫を許すといった間柄も多いです。経済的に面倒見てもらってる以上は目をつむると考える人は多く、お金には変えられないと思う気持ちはどうしても拭えない人がいるのは事実です。ただメディアに名前が出る有名人の場合は、不倫の火が立つ人とそうでない人の立場の違いは、後輩や家族の面倒をたくさん見ているイメージの違いでしょう。豪快に食事を奢って、女性のいるお店に普段からよく行く想像がついたり、パーティで人が集まる場所が大好きな人もいます。その大人数の楽しみ方をブログや番組などで楽し気に語る、といった人の場合、「不倫をしてそうだな」と想像がついているので、そのイメージに逆らわない人が叩かれない人になるでしょう。
当たり前ですが、不倫をして火が立たない人の方が少数です。一般人でも芸能人でも浮気や不倫など、不誠実な行動は叩きやすいので多くの人が関心を持ちます。テレビやメディアの放送を見ると「どうぞ叩いてください」と何回も必要以上に不倫報道を放送します。共通の話題にもしやすく、それは一般人でも変わりありません。パートナーが見逃している、許しているといった間柄が知れ渡っていても、不倫を許さないという人がここぞとばかりに騒ぐ全く関係のない人もいるなかで、ここで言えるのは不倫のリスクは許されている様なキャラクターの人でもそのリスクが高いということです。TwitterなどSNSでの発言から、一般人でも身元の特定をされて嫌がらせに合うケースも珍しくなくなりました。不倫をすることで全てを失うケースは一般人でも同様になった、といこうことです。この世間の流れからも、極めて不倫をするリスクは高すぎると言えます。