3組に1組の夫婦が離婚するといわれる時代。実際に離婚まではいかなくても、離婚を考えたことがある、という人は多いのではないでしょうか。
そんな時、相談できる家族や友人がいればいいけれど、誰にも言えずにひとり悶々と悩むのって辛いですよね。離婚したい。修復したい。その結果いかんにかかわらず、誰かに話しを聞いてもらったり、解決策を示してもらえたら、と思うものです。今回は、離婚に悩んだら相談したい、離婚カウンセラーについてご紹介します。
離婚カウンセラーとは、文字通り、離婚問題に直面している人たちの悩みを解決に導くカウンセラー。
離婚カウンセラーを名乗るにあたっては資格が必要なわけではなく、自分は離婚カウンセラーです、と名乗ればその瞬間から誰でも離婚カウンセラーになることができます。
しかし、実際にはNPO法人認定の離婚カウンセラー講座を修了し試験に合格したり、弁護士や行政書士など士業の資格を持つ人が離婚事件に特化して離婚カウンセラーを名乗ったり、心理カウンセラーや探偵、セラピストなどが離婚の相談に応じる離婚カウンセラーとして看板を掲げることが多いようです。
相手の浮気、暴力、借金などを理由に離婚を考えている、破綻している夫婦関係を修復したい、離婚の際の親権、財産、慰謝料について、離婚問題で悩んで心身が疲弊した、パートナーは運命の相手ではないのでは?など、基本的に離婚に関することならすべて離婚カウンセラーに相談することができます。
しかしながら、前述のように離婚カウンセラーとひとくちにいってもさまざまな職種の人たちが看板を掲げているので、例えば離婚に関する法律相談なら弁護士や行政書士へ、浮気の証拠を掴んだり浮気相手と別れさせたいといった相談は探偵へ、離婚に関して心身をケアして欲しい場合には臨床心理士やセラピストなどに相談するのがよいでしょう。
離婚はセンシティブな問題だけに、身近な人に相談しにくいのも事実。だからこそ、中立的・第三者的な立場で話を聞いてくれる存在は貴重です。離婚をした方がいいか迷っている、多くの離婚事案を扱った専門家の意見を聞いてみたい、離婚にむけてどう動いたらいいか分からないなど、離婚の入り口に立っている人は離婚カウンセラーのアドバイスを受けてみてもいいのではないでしょうか。