もしかしたらパートナーが浮気をしてるかも知れない、と思ったとき、嫉妬心や焦りからつい相手を問い詰めてしまいそうになりますよね。これ、すでに確たる証拠がある状態ならいいのですが、ちゃんと証拠を抑えてもいないのに相手を問い詰めたりするとあとが大変。相手がその場でシラを切り通したら最後、警戒心から絶対に証拠を残すことはしないでしょう。そんなふうに頑なに警戒をする相手から浮気の証拠をつかむには、どうしたらよいのでしょうか。
一度浮気を疑われた人間は、その後も浮気を継続する場合、絶対に尻尾を出さないように警戒心をむき出しにして証拠隠滅を図ります。浮気相手と訪れたホテルや飲食店の明細などもってのほか。携帯電話のメッセージアプリや通話履歴など、相手とやり取りしたログもすべて消去するでしょう。相手との密会も、用心に用心を重ねてさまざまな細工を凝らすはず。そうなると、浮気の証拠をあげようと思ったところで、有益なものは得られずに無駄な労力を使うことになります。そうした警戒心をとくには、浮気調査そのものを一時休止すること。すでに疑いを解いたというポーズを見せて、相手を油断させましょう。
浮気をひた隠しにするパートナーは、浮気相手に密会する前後は常に周りを警戒します。知った人の目がないか、誰かがあとをつけてきたりしていないか、何度もうしろを振り返りながら歩くので、素人による尾行は非常に困難です。こうしたとき、パートナーのバッグや車の中にGPSを仕込んでおけば、手元のデバイスから行動を確認することが可能。最近ではキーホルダーにさりげなくつけられるサイズのGPSタグなどが手軽に購入できるので、バッグのポケットにこっそり忍ばせたり、車のダッシュボードなど目立たない位置に取り付けるなどしてパートナーが怪しい動きをしていないか確認してみましょう。もちろん、バレることを防ぐために、浮気調査が終わったとはバッグや車から取り出しておくことをお忘れなく。
警戒しているパートナーから浮気の動かぬ証拠をあげるのは、ノウハウのない素人には至難の技。ここは、プロの探偵を頼るのも有効な手段です。例えば、浮気調査を警戒する人が浮気相手とホテルに入る場合、飲食店で食事をしたあと一旦別れたと見せかけて、時間をずらして別々のタイミングでホテルに入ることも考えられます。そうした偽装工作を見抜ける眼力と辛抱強さを持った探偵社に出会えるといいですね。
浮気を疑うのもそうですが、浮気を知られたかも知れないという相手の疑いも、おいそれと解けることはありません。なかなか証拠をつかませないパートナーでも、人間なのですから必ずポロッと尻尾を出すときがきます。浮気調査には根気が必要なのです。