夫や妻に浮気をされているかも知れないと思ったら、あなたは自分でそれを暴こうとしますか?それとも、プロに浮気調査を依頼する?探偵事務所や興信所に浮気調査をお願いしたい気持ちはあっても、費用が高くつきそうだ、探偵事務所の実態がどんなものか分からないから依頼するのが怖い、といった理由でプロに任せるのを躊躇しているのなら、自分で浮気調査をしてみてはいかがでしょうか。
今回は、自ら浮気調査をするならどうしたらよいか、その方法を考えてみましょう。
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浮気や不倫をしていた配偶者に対し、最終的に慰謝料請求や調停、裁判を考えているのであれば、確実にその証拠を抑えることが必要となります。例えばホテルの領収証や、自分と一緒には行っていない場所の高速道路、パーキングの領収証など、不倫や浮気をしていたと思しき物証が出てくれば、そこに記されていることから浮気をしていたと思われる日時や場所を推測する手がかりになるでしょう。
これは難易度の高い方法ですが、相手と会っているシーンを画像に収められれば、浮気の証拠としては有利に働きます。この方法は予め相手とどこで会うのかがわかっていれば容易ですが、そうでない場合は尾行、張り込みを繰り返すことになります。または、スマホのGPS機能を使って相手の動向を追跡する方法もあります。
配偶者に一番近いところで動向を把握できる自分だからこそ、あなたはプロよりも情報が得やすい位置にいます。しかし、だからこそ自分でこうした調査をするときに気をつけたいことが。
これはもっともベーシックなこと。もしも相手が、あなたがコソコソと浮気調査していることに気づいてしまったりしたら、相手は警戒してすべての証拠を即座に消滅しにかかるかも知れません。それどころか、あなたが相手の携帯電話を触っていたり、バッグの中を物色していたりしたことを逆に責め、夫婦関係を修復することが難しくなってしまう恐れがあります。
調査の時間帯や総時間数などにもよりますが、プロに浮気調査を依頼した場合では、例えば1日6時間、3日間の調査をお願いすると、費用相場は36万円〜となります。
これを「高い」と感じて自分で調査をすることにしたとしましょう。浮気の証拠が身近なところから得られたのなら調査費用は安くつきますが、2人が密会している現場を抑えようとした場合、何日も後をつけたり、場合によっては思いもよらず長距離移動しなければならず、気がついたらプロに依頼するよりも高くついてしまうということも。
プロの探偵は特殊な機材を駆使するため、暗闇でもはっきりと画像を撮影することができます。
しかし、家庭用のコンパクトデジカメやスマホでは暗闇での撮影に向かなかったり、ズームをすると画像がぼやけて顔が鮮明に判別できなかったりと、危険を冒す割にはしっかりとした証拠を得られない可能性があります。
また、証拠現場の動画は「それぞれ別日で2回」確保する必要があります。
このようなことから、浮気調査をするならプロに依頼する方が、時間的にも経済的にも効率的といえます。浮気調査を自らするか、プロに依頼するか、あなたならどちらにしますか?