世のカップルたちは好き同士で付き合っているのだから、最終的には結婚をして幸せな家庭を築くのが理想かと思います。しかし、あまりに結婚を早まってしまうと、カップル間の温度差によって破局を起こしてしまう事があります。これは特に女性がやりがちなのですが、「結婚匂わせ」は男性にとってかなり精神的に辛いものなのです。今回は、男性はなぜ結婚を匂わせるのが嫌いなのかというお話をしていきたいと思います。
まず、結婚を匂わせるとはどういう事かを簡単に説明させていただきます。
結婚匂わせの代表例で言うと、将来の話をやけに真剣にされたり、友人の結婚の話をするなどです。人によっては、露骨にウェディング雑誌を買ってアピールすることなどもあるそうです。
男はなぜ結婚匂わせを嫌がるのか
では、男はどうして好きで付き合っている彼女からの結婚匂わせをあまり良く思わないのでしょうか。第一に、ほとんどの男性は「結婚匂わせ」を嫌いますが、パートナーと結婚したくないという感情は含まれていませんのでご安心ください。
男性が嫌がる理由としては、「経済的理由」が最も大きな理由です。
2020年現在、男女平等とは言いつつも、やはり男女関係において男性側の経済力は非常に重要視されています。
皆さんもご存知のとおり、日本ではここ何年もの間国民の収入はほとんど増加していません。年功序列で高齢になるに従って少しずつ増えてはいきますが、若い世代の貧困は深刻な問題となっています。収入は増えないが、若者が支払う税金の額は特に膨れ上がっています。これはもはや収入が下がり続けているといっても過言ではない状態です。
「最近の若者は物欲がなくてダメだ」などと、バブル時代に大した努力もせずに大金を手に入れた人たちが言いますが、物欲がないのではなく、そもそも若者には物欲を満たす余裕などないのです。
そんな状態で結婚を迫られても、男性側は恐怖でしかありません。「自分の収入で生活を支えられなかったらどうしよう」「パートナーにひもじい思いをさせたら、周囲の人間から何と言われるだろう」という自問自答で不安に押し潰されるのです。
その結果、過剰に結婚を匂わせてくるパートナーから逃げるように関係を解消していくのです。
今回は、「結婚を匂わせると男が逃げていく理由」についてお話しました。
男が結婚匂わせを嫌がる理由は「お金の問題」がほとんどです。そのパートナーが好きか嫌いかという問題ではなく、結婚というものの先に待っている経済的や精神的負担への恐怖から、「結婚」だけでなくパートナーまでも避けるようになってしまうのです。もし本当にあなたが今お付き合いをしている男性と結婚したいのであれば、「結婚匂わせ」ではなく、まずは自分が経済的にもしっかり自立しており、結婚後も男性側に過剰に経済的負担を強いるようなことはしないと、態度で示していくしかありませんね。