よく合コンや飲みの席で話題にのぼる下世話な話。
『あなたの経験人数』について。
全く気にしない人もいれば、すごく気にする人もいる、
両極端な話題かもしれませんね。
『経験人数は?』と聞かれて、男性は多めに申告する事が多いようです。
その心理とは一体どういったものでしょうか。
やはり一番多いのは「見栄」ではないでしょうか。
・少ないと馬鹿にされそう
・少ないと情けないから
・若い時に人数が多い方がいいと思っていた
・年齢に比例して少ない気がしていた
正直、どうでもいい理由ばかりですね。難しい複雑な男心とでも言いましょうか。
友人に経験人数はと聞かれて、少し多めに言うのは、
下に見られたくないという男性特有の意識でしょうか。
ですので、よくあるアンケートで男性に『経験人数は?』と聞くようなものもありますが、
あれは多くの男性が多めに申告している事が予想されますので、
統計的に意味のある結果にはなっていないですから、
そういったものを見て、自分のが少ないからと焦る必要も不安を感じる必要もありません。
実はこれは男性にはない意識が働いている事が考えられます。
男性の経験人数が多い事は武勇伝の様に、
女性の経験人数が多い事はやれ、ふしだらだ、軽いだ、ビッチだと、罵るのが男という生き物。
女性も男性のそういった思考・心理を理解した上で、
そう思われない様に敢えて少なめに申告をするのでしょう。
付き合う前の男女がデートして経験人数の話になった時…
男性「俺は経験人数は3人だよ…」
女性(私は7人、私のが多いな…どうしよう…)
そんな計算をとっさに頭の中で働かせて女性はこう答えるのです。
「私は2人だよ!」と。
つまり女性は男性の立場やプライドを汲み取って、
相手よりも多い人数である事を隠し、嘘を告げるのです。
これは嘘というよりも、傷つけない為の気遣いです。
本当にそれによって自信を喪失してしまう男性もいますから、
女性はうまくごまかしてくれていると言えるでしょう。
これは少なめに申告するという項目には該当をしませんが、
男性でも童貞の方が非常に気にする様に、
女性も一定の年齢を超えると処女である事を隠す様です。
童貞・処女である事が恥ずかしいというような風潮が、
あるのが原因かもしれません。
ただタイミング的に今までそういった相手に巡り合わなかっただけで、
本当は気にする必要はないと思うのですが、
周りの影響によって、そういった思考になってしまっているのかもしれません。
戦後を生き抜いてきたシニア世代の方たちは、
「嫁入り前は生娘であるのが当たり前」と貞操観念であり、
少しずつ現代では変わってきています。
男性の価値も女性の価値も決して経験人数で決まるものではありません。
今までお付き合いした人との様々な経験や苦労があって、
人間性が磨かれ成長をしてきているのです。
その事実をしっかりと受け止めて、飾らず自分らしくいる事。
それが本当は一番魅力的なのかもしれませんね。