新婚時代はあんなにもラブラブだったのに、5年、10年、20年と経過するにつれ、2人のあいだの空気はどんどん変化していきます。
中には、日々の会話がない、もう何年もセックスレスだ、寝室も別々になっているなど、客観的に見ても夫婦関係が破綻してしまっている、と思われても仕方のないような夫婦も。
でも、若い頃の2人に戻りたい、あの頃みたいに楽しく生活したいと、夫婦関係を修復したいと思っている人も少なくないはずです。今回は、破綻した夫婦関係を修復し、離婚を回避するためにすべきこと3つをご紹介します。
夫婦共働きのすれ違う時間の中で会話が減っていく。会話が減っていくにつれ、何を話したらいいか分からなくなってしまいさらに会話をしなくなる。
そのうちに、気がつけばひと言も夫婦の会話がない日が続き、相手の考えていることがまったく分からないまま突然離婚を言い渡される…。
これは会話が減ってしまったことから起きる悪循環ですが、こうした場合は当然ながら、まず会話をしましょう。
朝起きたらおはよう、寝る前にはおやすみ。子どもでもできるこうしたあいさつからでもいいのです。目を見て、心からの「ひと言」を伝えるよう意識しましょう。
子どもが生まれて「家族」になると、どうしても2人のあいだから「恋人」だったり「夫婦」という空気が薄れていきます。「家族」になるのはいいことですが、やはり相手からいつまでも男として、女として意識されるのは嬉しいことでもあり、男女間のよい意味での緊張を保つためにも必要なこと。
日本では、子どもを預けて息抜きをするという行為がなぜか叩かれる風潮にありますが、何よりも夫婦関係がうまくいっていなければ、家族で一緒にいても子どものストレスが増えるだけ。実家の両親に預けたり、ママ友にお願いをして、夫婦2人きりで出かける機会をつくるようにしましょう。
日本ではセックスレス夫婦が増加しており、それが離婚原因にも結びつきやすいため、たびたび話題になっています。しかしながら、そうした夫婦関係を修復したいがために無理やり相手にセックスを強要するのは、2人のあいだが余計にこじれる原因になりかねません。
そのような場合には、無理にそうした行為をせがんだり、強要するのではなく、普段のコミュニケーションの中で、腕や手、背中に触れたりするなど、相手に不快に思われない程度にボディタッチを心がけて。相手が疲れていそうなら、マッサージを提案してみるのもいいでしょう。
夫婦関係の修復は、必死になればなるほど空回りします。徐々にこじれた関係を元に戻すには時間がかかることを心得たうえで、上記のように日常の範囲でできることからはじめましょう。