「不倫は文化だ」なんて某男性芸能人の名言があるように、私達の周りでは今日も数え切れないほどの不倫カップルが誕生しています。不倫カップルが迎える結末と言えば、不倫がバレて高額の慰謝料を請求される。
もしくは意外と何年もの間バレずに上手く関係を続けるなんてこともあります。あまり聞かないのは、不倫相手と再婚したという話です。それはいわゆる「略奪婚」になるわけですが、こんなことがあれば、テレビでは連日この話題が取り上げられてしまいます。
世間の目ももちろん厳しくなる略奪婚ですが、元不倫相手と結婚する際に考えるべきことが三つあります。今回はその三つをご説明します。
まず覚悟しておかなければいけない事は、不倫相手との再婚はあなたの周囲の人間からあまり祝福されません。この世界のどこに自分のパートナーを裏切る、もしくは他人のパートナーを奪って結婚する人を心の底から祝える人がいるでしょうか。
極稀に何も気にせず祝福してくれる人もいるかもしれませんが、一般的にはそれは許される行為ではないのです。友人たちからの冷たい目、家族からの厳しい声に耐えながらもその人と一緒にいたいというのであれば、それはあなたの自由です。
しかし、一度失った信頼はなかなか取り返すことは出来ません。一時の気持ちの高ぶりで一人の人間にその後の人生を捧げるか、それまで築いてきた人間関係をとるかはご自身で考えてみてください。
そして次に、不倫相手の離婚決定後に慰謝料を払う余裕はあるのかを考えねばいけません。浮気が原因での離婚の場合、慰謝料が数百万円とかなりの高額になることも充分に有り得ます。
また、あなたに子供がいる場合は、慰謝料に加えて養育費を何年間も払い続ける義務が生まれます。人によってはそのやりくりだけで生活が一杯になるということも少なくありません。
そういった状況の場合、やっと自由になれたと思っても、更に過酷なひもじい生活が待っているかもしれません。不倫相手の経済力や今後のポテンシャルも踏まえて、慎重に考えなくてはいけませんね。
そして最後にここが最も重要です。その不倫相手はあなたのことを本当に大切にしてくれますか。冷静に考えてみて欲しいのですが、既に正式なパートナーがいると知っているにも関わらず手を出してき、他人の家庭を崩壊させるような人間です。
もしあなたがその人と再婚したとしても、次はあなたが裏切られる可能性も充分にあります。そうなった時、あなたに帰る場所はありますか。恋愛にだらしない人はほぼ治らないと言われていますので、早かれ遅かれああなたも傷つくことになるかもしれません。
これまで元不倫相手と再婚する際に考えるべきことを3つ紹介してきましたが、このうちどれか一つでも完全にYESと言えないのであれば、踏みとどまる価値は充分にあります。
略奪婚とニュースなどで聞けば情熱的な恋というイメージがあるかもしれませんが、その裏には今回お話したようなドロドロとした物も潜んでいるのです。これらのことをすべて踏まえたうえで、それでも覚悟があるという人はご自由にどうぞと言わせていただきます。
しかし、不倫は意外と簡単に見破られてしまいます。何を隠そう今は優秀な探偵事務所が沢山あるからです。自分で動かなくても探偵が変わりに全ての証拠を集めてくれます。もしあなたが今、不倫している側ではなくされていると感じているのであれば、是非一度探偵事務所に相談してみて下さい。