アーネット調査事務所は東京都新宿区、西新宿にもオフィスを構えており、都市部のお客様から相当数のご相談、ご依頼を頂いております。やはり地方部に比べると、ご相談の数自体が多いという事もあり、様々なケースがあります。
今日は当事務所が驚き、そして依頼主の方にご報告をしにくかった不倫ケースをご紹介致します。
このケースは実際にアーネット調査事務所で、調査を依頼されたものです。
もちろん個人の特定は出来ない様に、匿名で記載をしておりますので、ご了承ください。
Mさん(30代女性)
ご主人(30代)・4歳お嬢様・1歳御子息の4人家族
分譲マンション
会社経営をされているご主人はかねてより多忙で帰宅時間も遅かったものの、それでも毎晩ご自宅の方には深夜でも帰宅されていました。また土日はなるべくお子様といる時間を確保したいと日中は家族で過ごして、お子様が寝た後にご自宅でお仕事する事が多かったようです。
しかし、最近は外泊が多くなり、土日も仕事であると出かける事が目立ち、子供たちも寂しがっているとの事。もしかしたら…という事でご相談に来られました。
もちろん会社経営者の方の場合は、もちろん金銭的に余裕があり、浮気や不倫をするケースもありますが、昨今はセキュリティに関してもかなり社会的責任が問われる事も多く、会社でしかセキュリティ的に仕事が出来ないケースもある事をご説明しました。ただその上でご夫婦の夜の生活が明らかに減っている点やお子様への態度が気にかかることなどから、調査をご依頼いただきました。
土日にお出かけになるケースが最近多い点、ご依頼者様より報告がありましたので、事前に土日の出かける予定をご依頼者様からご主人にヒアリングして頂いて、土日に絞って調査を開始いたしました。
初回の調査から、ご自宅から20分程度のマンションに入っていかれました。
オートロックのマンションでしたが、ご自身でカギを開けて入りました。
仕事用のお部屋かとも思いましたが、4時間後女性を連れ立って外出し、そのままディナーへ。ディナー後はそれぞれご自宅に戻りました。同時に女性の身元調査を並行して開始。
そして翌日は朝から二人で繁華街の駅で待ち合せて、買い物をした後、ホテルへ入りました。ホテルから出入りの画像や動画の撮影を行い、その日は終了。
その後、2日ほど調査をして、ホテルにいくのを追加で1度確認して、
合計4回の逢瀬とそのうち2回ホテルに入るのを確認して、調査終了。
同時に調査していた女性の身元が判明して…大変な事に。
実はご主人の不倫相手は依頼者様の妹でした。
アーネット調査事務所でも過去にそういった例がなかったわけではありませんが、これほどの近距離でこれだけの頻度で逢瀬を重ねていたり、繁華街を手を組んで歩いているのを見るのは初めてで、大変驚いたと同時に、ご依頼者様への報告に頭を悩ませました。
もちろん事実をありのまま報告する訳ですが、ご依頼者様の心情は察するにあまりあるもので、多くの言葉をかける事が出来ず、あまりのショックに暫し動けない状態となっていました。
結局、このご夫婦は離婚されました。
ご依頼者様の御両親は、妹さんを絶縁して、大変なお怒りだったようです。
ご自宅近くに住んでいた御両親のところに身を寄せて、現在はお子様も元気を取り戻している様です。
もちろん不倫の事実はどんな人にとっても辛いものですが、信頼している血のつながった家族に裏切られた心情はどれほどのものか。後日、離婚をされたご報告を頂いた際のご依頼者様の凛とした姿がまた心が痛くなった事が思いだされます。