現在、東京オリンピックが開催されている中で、多くの競技の人が様々な活躍を見せており、やはりスポーツには大きな意味と意義がある事を感じている人も多いのではないでしょうか。そんな中、少し前にニュースになった東京オリンピックでのコンドームの配布が大きな反響を呼んでいます。
ここ最近のオリンピックでは2016年のリオデジャネイロオリンピックでは史上最多の45万個が配布されたコンドームですが、2012年のアメリカのスポーツニュースの記事では約70%もの選手が選手村でセックスをしていると取り上げられました。そして水泳の有名なメダリストも同じようなコメントを発して、物議をかもしました。もちろん大げさに取り上げられている数字である可能性も否定できませんが、リオデジャネイロオリンピックの45万個は突出して多いものの、最近のオリンピックでは夏も冬もやはり10万個以上のコンドームが配布されており、選手村でのそういった行為が全くないとも言い切れないでしょう。
しかし、今回の東京オリンピックは普段とは異なります。
今回東京オリンピックでは約17万個のコンドームが配布されていると言われています。新型コロナウイルスの影響で、選手個人の距離も遠くなっていますし、これだけの厳戒態勢の中、そういった行為をする事は考えにくい所ではありますが、接触が許されない状況でコンドーム?とは首をかしげたくなる所もあります。
ただ、メーカーからするとこの量は既に作ってしまっている可能性が高く、東京オリンピック用に特別に作ったものでしょうから、キャンセルをすれば大赤字になる事もあり、日本のコンドームは世界的に人気がある事から、お土産の様な意味合いで置かれていると考えるのが自然でしょう。
とかく、日本ではこういった性にまつわる問題というのは、批判的であったり、懐疑的であるケースが多くなります。その為、このコンドームの問題も一部では批判が出ている様ですが、今までのオリンピックでも配布がされていた様に、それほど目くじらを立てるほどの事ではないのではないでしょうか。
ただ選手村の中で感染が広がれば、一気にクラスターとなる可能性も高い為、選手の方々は高いモラル意識と規範意識が求められている事は間違いないでしょう。