近年の日本では、他の先進国並みに離婚率がアップしています。3組に1組が離婚してしまうほど、夫婦仲が冷え込んでしまうこの時代。数字には表れないだけで、離婚を考えていたり、不満がくすぶっている夫婦はまだまだいることでしょう。しかし、中にはちゃんと、「結婚してよかった」としみじみ思い合っているほっこりカップルだって存在します。今回は、夫婦の「結婚してよかった」の声を集めてみました。
独身を謳歌している女性でも、「老後の生活が不安」という人は多いもの。旦那さんがいて経済的に支えてくれるというのは、やはり大きな安心感が得られます。逆に、現代は共働き夫婦も多いので、旦那さんにとっても奥さんが車輪の両輪としてバリバリ働いてくれていると、自分が一家を支えなければというプレッシャーから解放されてよい仕事ができる、という声も。2人いるということで、どちらかが病に倒れたりしても経済的に困窮しないという点で、結婚してよかったという人もいます。
独身時代は部屋へ帰れば無言という生活が続いたりしますよね。だからこそ、結婚生活の醍醐味は、「ただいま」と家へ帰れば「おかえり」と言ってくれる人がいるというところにある、と考える人も。結婚した当初は夫婦2人きりだけの家庭だったのが、子どもが生まれ家族が増えればそれだけ賑やかに。もちろん、たまには自分だけの時間を持ちたい、と思うこともあるけれども、愛する人たちが待っている「帰る場所」があるということについて、結婚してよかった、と感じます。
今までいろいろな人と付き合ってきた中でも、「この人と結婚したい」と思った以上は、ただの「好き」を超えた何かがあるはず。それが尊敬だったり価値観の一致だったり、何かしらパズルのピースがぴったりと合うような感覚があったからこその今2人なのでしょう。だから、結婚をしたことで「自分の味方がいつもそばにいてくれる」という心強さを覚えている人も少なくありません。仕事で辛いことがあったり、人間関係に悩んだり。これまで独りで背負ってきたことを一緒に引き受けて、一緒に立ち向かってくれる人の存在は何者にも代えがたいものです。
病める時も健やかなる時も支え合ってこそ、永遠の愛が育まれていくのですね。