皆さん、こんにちは。
探偵歴18年の調査員、名前は言えませんが
日々朝から晩まで調査に従事しております。
最近はめっきり寒く、朝起きるのが辛い季節になりました。
さて、そんな中、調査員は毎日この様にしております。
調査現場に行くには、まず事務所にその日に担当する調査員が、集合します。
調査開始時間の約2時間~3時間前に集合です。
例えば、調査対象者が朝8時に家を出て出勤する時から調査を開始するのであれば、私達は既に5時頃には事務所で準備します。
現場には7時過ぎには着く様に準備します。
開始に遅れる事は絶対にタブーですから、早めに着く様にするのです。
すると、起床時間は3時や4時になります。
開始時間が朝の6時半なら、もっと早いですね。外は真っ暗です。
事務所に集まると、機材を準備し、車に載せます。
機材の殆どは会社から個々に貸与されています。
例えば、カメラ、ハンディビデオ、録音機、
各種カード、携帯電話、iPad、GPS、双眼鏡、その他専門機材、作業着、自転車など。
中にはセンスに欠ける(-_-メ)調査員には私服用のシャツなど、これは貸与でなく、贈与ですが。
目立つ服装はタブーですから。
ひと昔前は車載無線機や、歩き用の携帯無線機もありましたが、今は使用しません。
現場中は会社貸与の携帯電話を繋ぎっぱで使用します。
変装もしません。髭を付けたり、サングラスをかけたり、カツラを被ったりしません。かえって目立ちます。
ただし、現場途中でスーツ姿から私服に着替える、その逆もありきです。
革靴からゴム性の靴に変える事もあります。
カモフラージュも大事ですが、殆ど我が社では、現場途中に人を替えてしまいます。
歩き、電車を使用する対象者には人を入れ替えるのが一番わからなくて効果的です。
車を使う対象者には、調査車両を替えてしまいます。
気付かれぬ先の杖とでも言いましょうか。
現場によって使うビデオも変え、調査時間帯が主に昼なのか、夜なのかによってもレンズを変えたりします。
細かい事ですが、調査は一色単ではなく臨機応変に対応することが大切です。
同じ現場にずっと担当として入る事は少ないですから。
現場の引き継ぎや状況を細かく把握して、翌日の調査に控えます。
日々その繰り返しですが、毎日が新鮮で真剣勝負です。