先日、夕方のニュース番組のコーナーで、子供の貧困について特集されていました。
なんと子供の6人に1人の割合で貧困生活を送っているそうです。
お昼の給食以外、朝晩と水を飲んで空腹感を紛らわせる子供もいました。
貧困生活を送る家庭の多くはシングルマザーという環境でした。
お母さんは毎日仕事と育児に追われる日々。
中には無理が祟って仕事に行けず収入難に困っている方もおりました。
しかし、困窮する中で必ずしもマイナスだけではありません。
国からの手当てや優遇措置、各自治体からの援助活動、個人や企業からによる様々な寄付などもあります。
母子家庭になることによって、今まで以上に子供とのコミュニケーションを大切にし、かえって親子の絆が深まる場合もあります。
母親の頑張っている姿、背中は、子供達にとって大きな財産になるに違いありません。
きっと子供の自立にも繋がるはずです。
シングルマザーを選択する事で、子供に与える環境の変化は決してマイナスばかりではありません。
夫婦問題でストレスを感じているお母さんの姿や接し方に子供は非常に敏感です。
その事の方がよほど悪影響かも知れません。
シングルマザーを決して推進しているわけではありませんが、悲観しすぎる必要もありません。
物質的要素とは別に、今まで以上に愛情を注いでる母親の姿、逆境に負けず明るく暮らす子供たちの笑顔はニュース番組の画面を通して見てとれました。
子供たちは大人が思っている以上に弱くもあり、強くもあります。
私たちの仕事は調査業が故、夫婦問題に直面する事が多いです。
最終的な判断、決断はご本人様ですが選択肢に少しでも迷いや疑問があれば、ご納得頂くまでご相談に乗りたいと思います。
すっかり秋の足音も聞こえる季節、各地では今週来週あたり運動会が盛んに行われるご様子ですね。
子供達の一生懸命な姿や声を聞くとたまらず大声で応援したくなります。
がんばれ~!さぁこれからだ!