人生は山あり谷ありですが、結婚生活も同じこと。夫婦お互いの山と谷が一致していればいいですが、歯車が噛み合わなくなることだってあり得ます。そこを乗り越えられるかどうかは、それまでに育んできた2人の絆の強さによるところ。今回ご紹介する、夫婦仲がピンチになるタイミングを知って、予めお互いに覚悟を話し合っておかれてはいかがでしょうか。
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産後クライシス、という言葉を一度は耳にしたことがあるかも知れません。現在、日本では3組に1組が離婚する時代ですが、子どものいる家庭では、子どもが2歳になるまでの間が1番離婚率が高いのだそうです。
子どもが2歳になるまでに離婚をしないとしても、産後の大変な時期に旦那さんが飲み会で帰って来ない、育児にかかわろうとしない、心無い言葉を浴びせられた、などネガティブな印象は、のちの夫婦生活にも長く尾を引き、結果的に産後の気持ちのすれ違いが原因で、どこかの時点で離婚を決意する、ということにもなりかねません。
男性であっても女性であっても30代、40代になると、会社で重要なポジションを任されるようになります。そんな時、プレッシャーで押しつぶされろうになったり、大きなストレスを抱え込んでいる伴侶と、その試練を一緒に乗り越えられますか?
しんどいからとお酒に逃げたり、他の異性にやすらぎを求めるようになっては、そもそも夫婦で乗り越えようという気がないととられても仕方ありません。
夫婦ではなくただの同居人になってしまわないように、ともに歩み寄り大変な時期を乗り越えましょう。
産後クライシスと並んで、近年増加傾向になるのが熟年離婚。ここにも、夫婦仲の危機が潜んでいるといえますね。例えば、子どもが成長して家を出たり、夫婦のどちらかが仕事を退職して家で過ごすことになるなど、ライフステージが変化することで心に穴が空いたような気持ちに。または、新しい世界に飛び込みたいと逆に意欲的になることも。
このように、ライフステージの変化によってもたらされる心境の変化は、長年連れ添った夫婦の仲にも影響を及ぼします。女性にしてみれば、産後久しぶりに得た身軽さを新ステージにつなげたいと考えたり、男性にとっては退職を機に新しい生活をはじめたい、と思う人も。
ここは、それまでの夫婦の関係性が大きく出るタイミングといえます。