新型コロナウイルスで揺れた2020年ももう11月の終わりとなり、今年はあと一ヶ月程度となってきています。多くの人の生活がガラッと変わった大きな変化、そして激動の年であったと言えるのかもしれません。そんな中、来月には恋人同士の一大イベントである「クリスマス」を控えています。もちろん今年はクリスマスどころじゃないという方もいるでしょうが、あくまで一般論の中でお話をさせて頂きます。今回は「クリスマス前に彼氏彼女が出来る不思議のからくり」についてお話をしていきます。
よく結婚式に出ると、結婚したくなるという人がいると思いますが、あれは幸せな雰囲気の中にいる事で自分の気持ちが変化をしているわけです。それはいい意味で周りの状況に影響されていると言えるでしょう。そしてクリスマス前になると、周囲の友人に彼氏がいたり、彼女がいたりすると、その幸せな時間を想像する事になり、急に恋人が欲しくなったり、一人で過ごす事への寂しさや疎外感が襲ってきて、恋人を作る為の行動に移る事が多くなります。もちろん理由はクリスマスだけではありませんが、それにしてもクリスマスという恋人の一大イベントが重要なファクターになっている事は間違いありません。
日本はキリスト教がそれほど多いという訳ではないのにも関わらず、クリスマスを一つのイベントとして捉えているところがあります。欧米諸外国の様にキリスト教の信仰が深い国であれば、クリスマスはイベントというよりも大事な行事となりますが、日本は家族や恋人同士で楽しむイベントとなっている事、そして一人のクリスマスは寂しいという社会的な同調圧力があり、それに対して恥ずかしい思いや辛い思いを想像する事が、一気に恋人を作らせる社会的な要因にもなっているのかもしれません。
クリスマス前に急に恋人が出来る現象は、やはり「周りの影響」と「クリスマスのイメージに対する同調圧力」から来るものだと考えられます。あとは寒い時期を迎える事で人肌恋しくなるというのもあるのかもしれません。ただ日本は過度に周囲の目や視線を気にしていきなければならない社会に拍車がかかっており、クリスマスは恋人と過ごすものという決めつけはむしろ良い結果を生まないのかもしれません。今、フリーの人はそんな社会の圧力に屈することなく、自分にあった素敵なパートナーを探してくださいね。