依頼を受け、尾行や張り込みなどを行う際、探偵はどんな道具を活用しているのでしょうか。
知ってそうで知らない、探偵の必需品をまとめました。
浮気調査の証拠集めに必要不可欠なのがカメラです。
静止画のカメラだと写真を突き付けた際ターゲットが(苦し紛れに)加工を疑う場合があるので、ビデオカメラを使う探偵も多いです。
一般的なデジカメのほか、様々なシチュエーションによってカメラを使いこなします。
浮気は夜が多いので、暗くても撮影が可能な暗視カメラが活躍します。
精度の高いカメラだと画質も良好ですし、例えば車内での浮気現場も綺麗に撮れます。
窓から室内の様子を写す場合や、警戒され近くで撮影できないときなど、遠くからターゲットを撮影する際に使います。
高性能カメラだと高いズーム機能を使って1~2㎞先のターゲットを鮮明に写すことも可能で、表情までバッチリ。
人込みや同じ店内にいる、一緒のエレベーターに乗っている場合など、ターゲットが至近距離にいる場合に役立つカメラです。
ただカメラを小さくしたタイプ、カメラがボールペンやライターに内蔵されたタイプなど様々な種類があります。
いずれも通常のカメラより鮮明度が劣りますが、一番ターゲットにバレにくいカメラだと言えます。
ターゲットが浮気相手と会っている際、例えば店内にいる場合、2人の会話を録音するのに重宝します。
会話の中に肉体関係を匂わす言葉や、愛しているなどの甘い言葉が出ればしめたもの。
ドライブデートを良くするターゲットの場合は車内に仕掛けて置くこともあります。
ICレコーダーの使用はターゲットだけではありません。
自らの声を録音する探偵もいます。
「×月×日××時、ターゲットが喫茶店へ」など、尾行の記録として使用するのです。
尾行の極意は日常に不自然なく紛れ込むこと。
いくら顔を覚えられないようにすると言っても、サングラスにマスクでは余計目立ってしまいます。
あまり派手な変装はせず、複数のメガネや帽子を揃えておく程度です。
尾行する場所によってスーツやカジュアルなシャツなどに着替え、天候によって傘を持ち歩いたりします。
カメラやICレコーダーなどの充電器は必需品です。
大事な場面で充電が切れて使えませんでした・・・では、目も当てられません。
また、張り込みが数日続く場合に必要な着替えも、事前に想定して服と下着を持ち歩く探偵もいます。
以上が、一般的な探偵が持ち歩く探偵道具になります。