男女の関係を維持していくうえでもっとも大切なことは、お互いに愛し合っているか。恋愛感情が双方向を向いているかということですが、価値観や考え方の違うふたりのあいだの認識がずれていると、どれだけ相思相愛でも思わぬ誤解が生じるもの。
今回は、「浮気だ!」「そうじゃない!」で揉めないために、浮気のボーダーラインを引いておきましょう、というお話です。
SNSのチャット機能やLINEで友だちとやり取りするのって、同性・異性関係なく楽しいですよね。
けれども、携帯電話は浮気の温床といわれるように、あんまり頻繁にやり取りをしていると、浮気してるんじゃない?と疑う人は多いようです。
人間には、男女間の友情が成立すると思っている人、いない人の2種類が存在します。
カップルのあいだでここの価値観が相反すると、誤解が生まれる確率は高くなります。「学生時代に仲のよかった異性と久しぶりに2人で飲みに行く」というのを、本人は楽しみにしていても、パートナーはよく思っていなかったというのはよくある話。
友だちと会うことを隠さないのはもちろん、友だちのことをパートナーに紹介するなどして安心させてあげられればいいですが、そうでなければパートナーの気持ちを優先してあげることも大切です。
スキンシップとして方や腕などにボディタッチする、というのは友だち同士ではよくあることかもしれませんが、「手をつなぐ」ってどうでしょうか。もちろん、転びそうになった相手に咄嗟に手を出した、ということであれば問題視されることはないでしょうが、そうでない場合、客観的に見て「手をつなぐ」というのはお互いに意志があってのこと、と判断されてしまう可能性大。ちなみに、普通に手をつなぐのはアリでも、恋人つなぎはナシ、ということもありますね。
漫画やドラマの世界でもない限り、つまずいた拍子にだとか、振り向いた拍子にキスをしてしまった、いわば事故のキス、なんてシチュエーションは現実世界にはまずありません。キスまでするということは、酔った勢いか、そうでなければその瞬間は気持ちがパートナーから目の前にいる異性に移っていたと思われても仕方ありません。
肉体関係を持ってしまったら、これはもう完全にカラダの浮気。弁解の余地もありません。特に、結婚している夫婦のどちらかが別の異性と肉体関係を持った場合、不貞行為と断じられ、離婚事由に該当したり慰謝料請求の対象になってしまいます。
以上、浮気のボーダーライン、あなたはどこまで許せますか?