大好きで付き合っている相手も、一生を誓って結婚をした相手も、ざっくりした言い方をしてしまえば所詮他人です。他人なんだから、考え方は違って当たり前。喧嘩もして当たり前なのです。でも、だからといって「当たり前」の喧嘩を何の気なしに繰り返すだけでは、2人の間に成長もなく、絆だって生まれるわけはありません。今回は、その後の2人の関係に好影響を与える上手な仲直りの仕方をご紹介します。
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意見の相違でヒートアップしてしまい、結果的に喧嘩にまで発展してしまった場合、なかなか収拾がつかないものです。しかし、そのまま物別れに終わってしまっては、お互いに意見を突っぱね合ってしまい、将来性がないですよね。こういう時は、まず「ごめんなさい」の気持ちを伝えて。そのうえで、自分の意見はきちんと伝えておきましょう。
喧嘩をした直後というのは、どうにも腹に据えかねて、絶対に許すものかという気持ちになったりもします。こうなると、先に謝るほうはだいぶ勇気がいりますよね。だからこそ、相手が先に謝ってくれたなら、受け容れて許す努力を。ここでケチをつけてしまうと、仲をこじらせてしまったり、いつまでもあとを引いてしまいます。今後喧嘩をしたとしても、こんなふうにスッキリ仲直りして前を向けるんだ、という印象を与えましょう。
お互いの意見を精一杯主張して、譲らないからこそ喧嘩になってしまうもの。どちらかの主張を押し通そうとすると、それを我慢して飲み込んだほうは気持ちを押し殺して生活をすることになります。どちらかが明らかに間違っているというのでなければ、お互いの意見の妥協点を見つけ、ある程度納得できる形で喧嘩を収めるように努力しましょう。
間違っていた点を反省して「ごめんなさい」をしあったのなら、お互いに牙と爪は収めましょう。一度は決着をみたのに、1週間経ってから蒸し返したり、意見が食い違うたびに過去の喧嘩を蒸し返されると、ずっと進歩のないやり取りをし続けることに。ちゃんと、「発展していける2人」でいられるように、喧嘩が一度決着したら、蒸し返すことのないよう、もしももう一度同じことで意見が食い違うことがあるのなら、感情的になるのではなく、「なぜもう一度意見が食い違ったのか」に焦点を当てて理論的に話し合ってみましょう。